すぷりんと

ADHD&ASDのハイブリッド当事者であり、放課後等デイサービスの児童指導員。 発達障…

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ADHD&ASDのハイブリッド当事者であり、放課後等デイサービスの児童指導員。 発達障害コンサルタント(自称)として、発達障害に関する発信を行ったり、読んだ本のレビューしたりする自由なアカウント。

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「発達障害」に対する個人的見解

 今回は初めて上げる記事なので、自己紹介もかねて発達障害についてどう考えているか、どう向き合っていけばいいか、どう関わっていきたいかについて、個人的見解を述べます。※誰かの意見を否定するためのものじゃないよ。「ふーん、すぷりんとはそう考えるんだ」って感じで見てね。  まず、私は発達障害は発達凸凹と環境のミスマッチによって引き起こされる現象や状態で、個人だけの責任や問題じゃないと思ってる。  例えば、よく言われるASDのコミュニケーションが苦手という特性にしたって、そもそもコ

    • 友人夫婦にリプしようとしたら長くなったので雑記

       こちらのツイートをみて何の気なしにリプしようとしたら思わず長くなってしまったので、そのままnoteに垂れ流します。なので、よくわからない人はturnback推奨。 私もかつてのパートナーとはレポートまではいかないものの、終わってから採点をしあったことがある。とても幸せな時間であった。そういった意味でキタマチ夫妻は理想形の一つで憧れる。でも、「じゃあマチさん欲しい」とはならない。 「何言ってんだ。そんなこと思うわけないだろ」 本当に? 「ああいう奥さん欲しい」という言

      • 映画「ジョーカー」が掘り起こしたもの

        「怒られているときには笑わない方がいい」 大学時代、教授にお叱りを受けた際の態度にさらにお叱りを受けたときに教授が言った言葉である。 というのも、その日私は修論審議会で修論を見てもらう立場にも関わらずプロジェクターなどの会場設営を全くせず、時間ギリギリに表れたのだ。「いくら修了するための過程の一つとして強制的に受けさせられるものとはいえ、小学生とは違うのだ。見てもらう立場として準備くらいしておくのが常識であろう」というのが周囲の人たちの主張であった。 またこれか…いつも

        • 凸凹が大きいことは障害なのか?

          発達障害はその特質上よく「発達凸凹」とも称されます。 では、凸凹が大きいことは障害なのでしょうか? 本記事ではその点について考えてみたいと思います。 1.個人モデルと社会モデル 障害について定義するとき「個人モデル」と「社会モデル」の2つの考え方が存在します。「個人モデル」とは、障害者が困難に直面するのは「その人に障害があるから」であり、克服するのはその人(と家族)の責任だとする考え方です。それに対して「社会モデル」は、「社会こそが『障害(障壁)』をつくっており、それを取り

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