指導

子供への指導。子供も言い返してくる。そこで、同じ土俵になってしまった。論破したいと思ってしまった。

話のうち、話題はどんどん変わっていった。

定規を持つ子どもに、危険なのでとりますと言った。子供は何もしないと約束するから離せよと訴えた。その応酬の果て、手を離すと、定規を置き、子どもの顔色はケロッと戻っていた。

改めて諭すと、子どもは、うん。と言って終わった。ここで僕は悟った。ああ、怒りスイッチの中では何も言ってもダメだと。落ち着いてからじゃないと、と。頭では十分にわかってる。でも僕は言い合いになってしまった。さらに子どもの怒りをヒートアップさせてしまったのだと。

事前に手を打ってなかったことで、発端となったこと。特支では絶対に 前もって が大事だと。その対策も講じずに、子どもを責め、張り合って論破しようとした。これは職務放棄でもある。

前もって導かなかったこを悔やみ、大人の視点から、子供と一緒に対策を練っていくことを大切にしたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?