見出し画像

サザン 1979-1993 Singles(抜粋)

あの頃、音楽といえば「ニューミュージック」で、ユーミン、オフコース、サザン、みたいな感じでしたが、最近は「ニューミュージック」という言葉を知らない人ばっかりですね。
少なくとも僕が会って訊いてみた若い人は誰も知りませんでした。

サザンオールスターズの曲を聴きたい!と思ったのは「いとしのエリー」からで、あんまり聴かなくなったのが「素敵なバーディー」の後ぐらい。
その間のシングルのうち、聴いたなーと思えるものを挙げただけでもこんなにありました。
そのなかでも太字はとくに印象が強い曲です。(ほとんどだけど)

1979年: いとしのエリー
1979年: 思い過ごしも恋のうち
1979年: C調言葉に御用心
1980年: 涙のアベニュー
1981年: 栞のテーマ

1982年:チャコの海岸物語
1982年:匂艶 THE NIGHT CLUB
1982年:Ya Ya (あの時代を忘れない)
1983年:ボディ・スペシャル II (BODY SPECIAL)
1983年:EMANON
1984年:ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY)
1985年:Bye Bye My Love (U are the one)
1985年:メロディ (Melody)
1988年:みんなのうた
1989年:さよならベイビー
1990年:真夏の果実
1992年:シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA
1992年:涙のキッス
1993年:エロティカ・セブン EROTICA SEVEN
1993年:素敵なバーディー (NO NO BIRDY)

これ以外にアルバムの曲まで入れたらものすごく曲数が増えそうです。

「いとしのエリー」はTBSドラマ「ふぞろいの林檎たち」の主題歌でしたが「栞のテーマ」も挿入歌として使われていて、その印象がとても強くあります。
栞のテーマを聴くと時任三郎手塚理美のシーンが浮かんできます。

サザンオールスターズは「ふぞろいの林檎たち」でブレイクしたと思っていて、しばらくずっとそのイメージでしたね。

そのあと、どんどん狂おしくエロティックになっていきました。
カラオケで歌って結構、盛り上がりました。

ミス・ブランニュー・デイ」「みんなのうた」「さよならベイビー」「真夏の果実」あたりは映画作品とリンクしています。
と言っても「稲村ジェーン」は見たことはないのですが。

ざっと並べて見ると、時代感を如実に反映しています。
サザンが時代を捉える力を感じるのと、サザンが時代を作っていた面もあったということでしょうか。

僕の若き日のタイムラインの一つがサザンのこのディスコグラフィーであって、それとパラにいくつかのアーチストのディスコグラフィーがタイムラインとして存在していたのです。

いわゆる「初期の作品」というのは「Ya Ya (あの時代を忘れない)」ぐらいまでだったのかなあという印象です。
この曲は「振り返り」みたいな意味合いがあったのでしょうかね?

ずっと80年代後半の曲が好きだったのですが、最近は初期の作品が気になって、時々聴いているんですよね。歳行くほど感じるものがあるのでしょうか?骨董みたいな存在かもしれませんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?