マガジンのカバー画像

80年代のレガシー

129
1980年代について書いた記事
運営しているクリエイター

2023年11月の記事一覧

あの頃の〇〇がよかった的なもの

〇〇にはいろんな言葉が入ると思いますが。 音楽アーティスト名アーティストのこの頃がよかった、みたいなのはよくあります。 公然と語れるものと、語るのがはばかられるものがあると思います。 アーティストにとっては、今の自分を見てほしいとか、今の楽曲を聴いてほしいというのがあるでしょう。 そのように語っている人もいました。過去の自分はあくまで過去だ、と言ってあまり楽曲を歌わないようにしているとか。 でもリスナーにとってはいつまでもそのアーチストの楽曲や、歌声や、存在が頭に残って

再生

ジョー山中 "人間の証明"

1977年公開 角川映画「人間の証明」テーマ この曲は本当にしみじみと心に響くものだった。映画作品も角川映画のなかでは印象的なものの筆頭だったように思う。 僕は1980年代後半に、碓氷から霧積までバイクで走ったことがある。どこかにストローハットが転がっているのではないかと思いながら。 霧積には小さな温泉があり、山深い場所だった。付近は舗装されておらず岩が転がっていて、雨の後だったせいか地面はぬかるみ、通るのに苦労したのを覚えている。

再生

Rosemary Butler "汚れた英雄 / Riding High"

1982年シングルリリース・角川映画「汚れた英雄」テーマ 1月にシングルがリリースされて、12月に映画が公開になっていたもよう。 映画は、三宮センター街のジュンク堂の上にあった三宮東映で見た。同時上映は「伊賀忍法帖」 ちょうどバイクに乗り始めてすぐの頃だったと思う。その後、自分は六甲山で中古のRD250を走らせまくることになる。 当時の現実世界のオートバイレースのヒーローは片山敬済か、新星だった平忠彦。この映画のライディングシーンは平忠彦だった。(時期的なものはうる覚え)このサーキットは菅生(SUGO)か鈴鹿だったと思うが今となっては忘れてしまっている。 ちなみに世界GPはケニー・ロバーツやフレディ・スペンサーなどが人気があった。 大藪春彦の原作も読んだが、とても面白かった。なぜ汚れた英雄なのかということも分かった。映画ではかなり端折られており、シンプルに雰囲気を楽しむような構成になっている。 ローズマリー・バトラーの歌はこの映画に素晴らしいリズムを与えていたと思う。今回シェアするにあたって、音楽のみのバージョンにしようかとも考えたが、やはりライディングシーンと一緒の方が盛り上がる。

再生

松岡直也 - ハートカクテル - 80s

松岡直也公式チャンネルより「ノックをしなかったサンタクロース」 1986年「ハートカクテル Vol.1」挿入曲 80年代のネタはもうないかなと思っていたところ、不意に見つけてしまう。 松岡直也の楽曲はとくに好んで聴いたことはなかったが、ハートカクテルといえば松岡直也や三枝成彰。 楽曲を聴くと、深夜に寮の部屋で静かに14インチのブラウン管テレビを見ていたのを思い出す。「ジェシィの店」や「シンデレラエクスプレス」などいろいろ。 たしかハートカクテルの前後の時間帯にスキー番組やライディングスポーツ関係の番組、海外リゾート旅の番組などがあったように記憶していて、それらも一緒に思い出してしまうのだ。 ああいう週末の深夜テレビ番組の楽しみは、今はないなあ。 というわけで「ハートカクテル」そのものを見てみたい人は YouTube で検索すれば出てくるからそちらがおすすめ。 こちらは音楽のみの内容です。

再生

角松敏生 "SATO" 〜 "WAVE"

SATO:1990年リリース・イストゥルメンタル アルバム "LEGACY OF YOU" 収録曲 WAVE:1981年リリースアルバム "SEA BREEZE" 収録曲 そういえば "LEGACY OF YOU" は聴いたことがなかった。 聴いたことがない角松敏生の楽曲は山ほどある。 動画の話だけど・・ オフィシャルではもちろんないけど、この動画は素敵で、たまに見ては癒されている。小田原の海。 80年代、小田原はいつも西湘バイパスで通り過ぎるだけの町で、一度だけ会社からの出張で行ったことがある程度。 それでも小田原の海岸からの風景は見覚えがとてもあり、見ると箱根に遊びに行ったことなどを思い出す。 思い出は美しくなるというけれど、 個人的に80年代の思い出は、それはもう美しくて、 人の営みは無くなったとしても自然は残っていて、残像だけがイメージの上に重なるのですね。 そこにこの音楽が流れるわけです💦