マガジンのカバー画像

街について

142
街(町)の紹介、街について語った記事など
運営しているクリエイター

#思い出

昭和レトロな町の思い出

昼休みにカンテレNEWS「兵動大樹の今昔さんぽ」のYouTube動画を見ました。この番組はたまにYouTubeで見ています。 今回は尼崎の「塚口さんさんタウン」の屋上に昔、観覧車があったという話と、その証言者を求めて阪神尼崎周辺(商店街)を歩く設定です。 塚口とは阪急神戸線の塚口駅がある周辺で、さんさんタウンは駅前に開発された商業施設です。 言われてみると、たしかにこういう建物は見覚えがあるような気がしましたが、観覧車は覚えていないですね。忘れているだけかもしれませんが。

再生

大江千里 "塩屋"

1987年リリースアルバム "OLYMPIC" 収録曲 最近なぜか大江千里をときどき聴いている。YouTubeで。 「塩屋」は神戸の海岸沿いの町で、山際に瀟洒な異人館などが建つ静かな所。JRと山陽電鉄が通っていて、それぞれの塩屋駅がある。 小さい頃に垂水に住んでいたことがあるが、大人になるまでなんだかんだとこの辺りの海岸線は行ったり来たりしている。かつて国道2号沿いには店舗の廃墟が点在していた時期があり、カメラを持って撮り歩いたこともあった。 塩屋駅や、隣の滝の茶屋駅で降りて歩いたり、バイクで山の方まで上がったりしたことも。 陽だまりの中に浮かぶような町。高台からはキラキラと輝く海が見える。

解体されるビルと共に解体される思い出

たしか一昨日、なにげに六本木の街歩き動画を見ていたら、ロアビルに灯りが点いていないことに気づいた。 中は真っ暗だった。 なにやら工事の養生のようなものが見えた。 きょうのローカル番組では、梅田のマルビルにあったディスコの思い出について語っている人がいた。 ディスコの経営者だった人らしい。 僕らのエモい思い出も、ビルの解体と共に解体されてしまうのか。 街の風景が変わり、面影もなくなったあとは、限られた動画と古い写真でしか確認できなくなってしまう。 僕らの青春が存在したかど

再生

家カフェBGM(中央線)

久しぶりに YouTube のプレイリストを眺めている。 車窓風景と音楽。 うちの近所の風景に似ているが、東京は建物が密集しているから生活のパワーを感じる。 長期休暇に帰省して、再び東京に戻ってきたときの「やるぞー」と思った気持ちや、常磐線の朝の通勤ラッシュなどを思い出す。

無性に会いたくなる昔の友達

ちょっと心に穴が空いたようなときに、昔の友達を思い出すことがある。 仲がよかった人もそうだが、そうでない人もいる。 そうでない、というか微妙に仲がよかった人。 その人の存在に少し憧れを持っていたのだと思う。 意気投合というほどの親近感はなく、気持ちのなかにある程度以上、入っていけないような人。 一緒にいても、違う世界が見えているような人。 遠く離れて、年賀状だけのやり取りになり、そのやり取りが十回とか二十回とか過ぎた頃にパタっと来なくなる。 ハガキが宛先不明で返ってくる。

セカンドライフの頃に現実逃避して 見知らぬ海沿いの町の 誰かの別荘で波音を聴いていたことを 不意に思い出した。 (なぜ別荘に入れたのか?😅) いまは現実逃避するほどの暇もなく 現実に向き合うことが生きがいのようになっている

神戸の面影 2

子供の頃の神戸は面影が薄れて 街の空気感も変わってきたけれど 記憶の中にはさまざまな神戸のイメージが 折り重なって存在している 神戸の個性的な異国情緒にはネイティブなボサノヴァが似合うと思っていて、震災以前の街の雰囲気からはとくに強く感じられた。 かつてブラジル移民が神戸から旅立ったという歴史的経緯も、もしかしたらイメージの中にあるかもしれない。 関連記事

(神戸)垂水・舞子の思い出

と言っても、そんなに解像度の高い思い出って無いのですが、垂水には幼稚園の頃に1、2年ほど住んでいたときの思い出が少しあります。 小さい頃は、近所のことぐらいしか分からないし、せいぜい、垂水駅から山陽電車に乗ったことをうっすらと覚えているぐらいですが。 大学生の頃には、バイクや友達のクルマで出かけた思い出があるのと、その後も時々、なにか気持ちに空白が出来たようなときにふらっと訪れて、海を眺めて帰る、みたいなことをしていましたね。 思い出の場所などお店中心ですが、主だったもの

GSX250Rと灘浜の思い出

事情によりこのオートバイとは3週間だけのお付き合いでした。新車購入から慣らしをしただけでお返しを。特別試乗会みたいなものです(笑) 冬のこの日はとても寒くて、だけど天気がすごく良くて、以前から休日にたまに出かけていた灘浜へやってきました。 灘浜とは、神戸市の摩耶埠頭の入口あたりにある港で、貨物船が停泊する長い岸壁があります。休日はとても静かで、広々として、岸壁に沿って道路が一直線に走っている、素敵な港なのです。 ちょっと息抜きしたいな、リフレッシュしたいなと思った時に、こ

神戸の面影

路面店の撤退など「旧外国人居留地」の記事の中に書きましたが、海外有名アパレルブランドの路面店がいくつも旧居留地から撤退しています。 洋風建築の建物もかなり古くなっているので、これからどこまで持つのか分かりませんね。 他の場所でも、今まで長くやってきたお店が閉店して、コンビニやドラッグストアなどに変わるケースが目立ちます。 いわゆる「神戸らしい」風景が徐々に無くなっているんですよね。 マヤカンそんな中で、摩耶山にあった摩耶観光ホテル(軍艦ホテル)(以下マヤカン)はずっと放置