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街について

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街(町)の紹介、街について語った記事など
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2022年1月の記事一覧

旧居留地の境界

記憶によれば、この花時計線を境にして南側(写真の左側)が外国人居留地だったと思います。 そしてこの少し向こう、三宮神社の辺りで明治維新の神戸事件が発生しました。 備前藩の隊列は、西国街道を東に向かい、現在の元町商店街を通って三宮神社に差し掛かりました。(元町商店街は西国街道だったんです) 西国街道は、三宮神社から北に折れていくたロードを進み、(閉店した)東急ハンズ前の交差点を東に折れて進む道でした。(下記参照) だから、この写真の場所は西国街道ではないんですけどね。 花

神戸の面影

路面店の撤退など「旧外国人居留地」の記事の中に書きましたが、海外有名アパレルブランドの路面店がいくつも旧居留地から撤退しています。 洋風建築の建物もかなり古くなっているので、これからどこまで持つのか分かりませんね。 他の場所でも、今まで長くやってきたお店が閉店して、コンビニやドラッグストアなどに変わるケースが目立ちます。 いわゆる「神戸らしい」風景が徐々に無くなっているんですよね。 マヤカンそんな中で、摩耶山にあった摩耶観光ホテル(軍艦ホテル)(以下マヤカン)はずっと放置

ヘアサロン

夙川〜苦楽園界隈はヘアサロンが多いです。 最近とくに増えてきました。 あと増えたのは買取店。高価なものを持っている人が沢山いるからでしょうね。あ、ケーキ屋さんも少し増えました。 そういう所って、以前は何だったのかな?と思いますが、思い出せません。普通にお家だった所もあるし、雑居ビルの何かのお店が無くなった後に出来た所もありますが、前のお店はなんだったんだろう?といつも思い出せません。 最近僕は1,200円カットによく行くのですが、たまに行くヘアサロンは、店主が一人で(または

神戸まつり

昨今の情勢により「神戸まつり」が開催されないままになっています。 一応、今年はやることになっているようですが・・ 神戸まつりは子供の頃にテレビでよく見ました。フラワーロードでパレードが開催されるのですが、実際に見に行くと人だかりがすごくて、なかなか前に行けなくて満足に見られないことがあったからです。 地元の放送局「サンテレビ」で生中継があるので、それを見ればどんなチームが出ているかすぐに分かるし、踊りもよく見られるし、周辺の出店の盛り上がりとか色々、放送してくれるので全体が

旧外国人居留地

神戸に行くと、ついつい旧外国人居留地の方に足が向きます。 あのゆったりとした雰囲気が好きなんでしょうね。 だけど昨今の情勢からか、旧居留地に路面出店しているアパレル系ショップが次々と閉店しているのが残念です。路面店は風景を構成しているので、僕などは風景が好きだから、それが無くなるという喪失感みたいなものがあります。 背景には、実店舗から通販への移行があると思いますが、ネット社会で、そうした三次元的なものへの関心が薄まり、今後は二次元の中の三次元に変わっていくのかなと思うと、

阪神淡路大震災の記憶

1995年1月17日は阪神淡路大震災が起きた日です。 僕はその時は西宮市の少し山沿いに住んでいて、幸い、家族も含めて無事でしたが、あれから27年だということで、久しぶりに記憶を紐解いてみたいと思います。 地震が起きたときその朝は就寝中で、ドーンという衝撃を感じて目が覚めました。 住んでいた賃貸マンションは県道沿いにあって、日頃は車やトラックが行き来する音によってまあまあうるさい部屋でした。なので最初は、トラックでも飛び込んで来たのか!??と思いました。 でも、なんか大きく揺

西宮北口 私的案内

西宮北口とは西宮市に住んでいるので、身近な街といえば西宮北口か阪神西宮になります。駅で言うと、阪急神戸線&今津線の西宮北口駅と、阪神神戸本線の西宮駅です。 西宮北口は、かつては「きたぐち」と呼ばれることも多かったのですが、最近は「にしきた」と呼ぶ人が多いですね。 他の地域の人は、西宮北インターと頭の中でごっちゃになるかもしれませんが、中国自動車道の西宮北インターは名前の通り西宮市の北部で、神戸市に近いところにあります。 一方、西宮北口は、昔は阪神西宮駅やJR西ノ宮駅辺りが

夙川オアシスロード

ビリー・ジョエルがソロデビューしてから50周年になるそうですね。美空ひばりみたいだなと思いました。それで、夙川の下流にあるオアシスロードも誕生から50周年なんだそうです。 1960年代までは車が走る道路で交通量も多かったようですが、1970年代からは歩行者用の道路に変わって、今のように自由に人が往来できるようになったとのこと。 → 50周年の記事(神戸新聞NEXT) 夙川の河川敷はウォーキングにはとても良い道だと思います。 僕もよく散歩しますが、香櫨園浜まで行きたいなと思

夙川周辺の桜の名所(3ヶ所)

夙川の桜は阪神間では有名なので、花見や桜の撮影にいいポイントは結構知られていると思います。 なので改めて僕が紹介することも無いのですが、桜のシーズンになって自身がよく写真を撮りに行く場所が3ヶ所あるので紹介します。なお、実際に撮影した写真は、ひとまず最初の一ヶ所だけ紹介しておきます。 苦楽園口駅の横にある苦楽園口橋夙川の橋で桜がいい感じで入って甲山も写せる橋はここが最も甲山に近い橋だと思います。 夜はライトアップするので、インスタでは組写真にしています。 越水浄水場苦楽園

神戸の半端ない坂道

例えが古いですが、紙ふうせんの「冬が来る前に」という歌に坂が出てきます。それは王子公園の横にある坂道のことだという話ですが、神戸は坂道で出来ているというぐらい坂道が多く、坂を下っていく時に街や海が見えるロマンチックな場所が本当に沢山あります。 六甲山は標高931mと結構高い山で、それが神戸市のど真ん中に横たわっています。(神戸市は六甲山の北側が北区になる) その山麓を攻めるように住宅が立っていて、国定公園の一部だということさえ忘れてしまいそうです。 当然ながら生活の中に坂道

樋之池公園

夙川界隈で樋之池は好きな場所。 雰囲気が明るくて前向きな気持ちになれるのと、気持ちが穏やかになるのが良いと思っています。 その中で中心的な場所がこの公園。 隣には市民プールがあり、子供の頃は夏はここに泳ぎに来ました。 初夏の頃は緑が美しく、秋は紅葉が楽しめ、背後に六甲山の景色が望める、さりげなくも美しい公園です。