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カモとアヒルの違いは?

アヒルっていますよね。白くてかわいい水鳥です。色は別として、体の形はカモとよく似ていると思います。
カモとアヒルってどう違うの?アヒルは野生であまり見かけないけど何故?そういった疑問に今回はお答えしていきたいと思います!

■アヒルの元はマガモ

その昔、人はいろんなカモを獲っていました。その中で、味が最も良かったのがマガモだったそうです。マガモはカモの中でも特に個体数が多いですし、体も大きく食用として優秀でした。そのため、マガモを家畜として改良しつつ育てたのです。そうして生まれたのがアヒルです。

マガモ

正確には、鳥の家畜のことは家禽(かきん)と呼びます。

つまり、アヒルは元々この世には存在していない、人間が人工的に作り出した生き物なのです。なので野生では本来いません。人間が飼っている状態でしかいないはずです。

しかし、逃げ出してしまったり捨てたりして野生化したアヒルもいます。ですが、アヒルは家畜として作られた種なので、野生では生きていけません。飼い主にはそのようなことがないようにしてほしいですね。

■アイガモとは

皆さんは、アイガモというカモを聞いたことがありますか?アイガモとは、マガモとアヒルを掛け合わせて生まれたカモのことです。

マガモとアヒルの中間のような存在で、白っぽいアヒル寄りの見た目のものもいれば、頭が緑であったり全体が茶色くてマガモ寄りの見た目のものもいます。

アイガモ農法ってありますよね。田んぼにアイガモを放して虫や雑草を食べてもらい、稲を守る農法です。収穫の後はアイガモも食料になります。無駄がなくていいですが、少し可哀想な気もします。

アイガモ

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