見出し画像

【内的キャリアのてがかり】自分の守りたい部分。

この「守りたい」というのが、なかなかの曲者(くせもの)です
書いておいてなんなんですけど、いろいろな捉え方があって、その捉え方自体も読み手の捉え方、言い換えればご自身の内的キャリアの特長というか傾向のようなものを表していると思います


「守る」という言葉から、「攻められる」というのを思いつくと、守りたい部分というのは、「そこ、突いてほしくない」と思うところが浮かぶのではないでしょうか?
弱点というか、言われたくないところというか、触れてほしくないところというか
そうするとなんとなく陰の部分な感じになります
内的キャリアって働くこと、生きることの意味だったり意義だったりするわけですが、それが「陰」のイメージというのは結びつきづらいかもしれません
でも、弱点とか、触れてほしくないところというのは山ほどありませんか?
(え? 私だけですか?)
その山ほどある中で、「守りたい部分はどこですか」と聞かれて思いつくのはきっと「(いろいろあるけど)ここだけは突いてほしくない」というところだと思うのですよ
そしてその「最も突いてほしくない」ところというのは、翻って自分にとっても最も重要なところ、ということにもなるんじゃないでしょうか?
とすれば、それも自分の内的キャリアを探索する上での手がかりになろうかとおもいます


たとえとしてはよくないですが、時代劇とか刑事物で「子どもの命はどうなっても良いのか」と言われて「う~ん、卑怯者めぇ」とかいいながら指示に従ってしまうというのがありますが、そんな感じ
この場合は「子ども」が大切だということが分かるわけです
子どもがいなければこの話、成り立たないですからねぇ…


似ているようで異なっているのが、そもそもそれが「大切にしたいものだから」ということもあろうかと思います
もしかすると、「守りたいというワードに反応して浮かぶのはこちらの方でしょう!」という方のほうが多いかもしれません


もう一つ留意したいのは、「守りたい『部分』」の所在です
標題にあるように「自分の」なので、自分の中にあるもの、内的なものを思いつく方もいらっしゃれば、先ほどの時代劇のように外側にあるものを思いつく方もいらっしゃるかと思います
どちらか一方でなければならないというわけではありませんから、思いつかなかった方に思いを馳せてみる、というか敢えて探索してみるというのもよいかもしれません


そうそう、すぐに「守りたい部分」を思いついた方は、そう考えるようになったいきさつも考えてみると良いかと思います

  

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?