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[12/23~12/29] LLM Weekly News by EXPLAZA

2023年も残りわずかですね。
今年度の業務が終了した読者様、おつかれさまでした!
ゆっくり休んでください!

今回も社内で話題になったLLMに関するニュースをご紹介します。
米NYタイムズがOpenAIを提訴、日本語LLM「ELYZA-japanese-Llama-2-13b」の一般公開、松尾研究室がLLM大規模言語モデル講座を無料公開するなど、今週も盛りだくさんな1週間でした。


NEWS

 米NYタイムズ、OpenAIを提訴 記事流用で数千億円損害

調べたら、取材した情報も新聞社の著作物なので著作権侵害になることが分かりました。AIが出力した情報の参照元がどこなのかは公開しないといけないのかもしれません。

ELYZA、商用利用可能な130億パラメータの日本語LLM「ELYZA-japanese-Llama-2-13b」を一般公開

日本語LLMが徐々に世界水準になっています。GPT-3.5 (text-davinci-003)を上回る性能とのこと。

【全国初!蔵書検索AIを導入】横浜市立図書館で情報システムリニューアル!

本の検索や予約などができる図書館情報システムです。
新しいシステムは、スマートフォンで操作しやすくなるほか、全国初導入となるAIを利用した蔵書探索サービスなどの新たなサービスや機能が充実します。本の名前に該当する単語を思い出す必要がなく、「こうゆう本が読みたい」と文章で入力するだけで、AIが本を紹介してくれます。

Nejumi LLMリーダーボードが新しくなりました

gpt-4 0613の方が1103よりスコアが高く、
gemini pro と gpt-3.5が1ポイントくらい差がありました。
意外な結果でした。

LLM Visuallization

LLM Visuallizationが公開されました。
3DでLLMのインプットからアウトプットまでの手順を確認することができます。作成者の狂気を感じます。笑

SDXL + Pika + Coqui voice + IPAdapter & Promptという組み合わせでハリーポッターの短編アニメを作成

論文

StreamDiffusion

プロンプトの原則26ヶ条をまとめた論文

・禁止させる際には「罰せられます」と書く
・より良い解決策には「チップを与える」と書く
一例ですが応答品質向上のために上記方法が役立ちます。
他にもありますので詳細をXからご査収ください。

触ってみた

tldraw

tldraw触ってみました。
tldrawとは、オープンソースのホワイトボードアプリです。
makerealというAI機能を活用して、手書きのラフスケッチや画像をもとに、Webサイトやアプリのデザインが行えます。

申し込みフォームをデザインしたらそのままURLが発行されて利用可能なフォームになりました。

サイト間移行のための導線設計も作ることができ、かなり便利です。
実務利用は難しく、要件定義書の質を担保するのに貢献するのではないかと
社内で議論していました。


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