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[08/17~08/23] 生成AI Weekly News #51|Midjourneyをピックアップ

今回も社内で話題になった生成AIに関するニュースをご紹介します。


ピックアップ|Midjourney(web版)


Midjourney のWeb版がリリース

2024年8月22日 Midjourney のWeb版がリリースされ、誰でも使えるようになりました!期間限定で無料で25枚まで画像生成が可能になりました。
これまでDiscordを介して利用する必要があったMidjourneyですが、Web版の登場により、より多くのユーザーが簡単にアクセスできるようになりました。

Web版では、プロンプトの入力から画像生成、編集まで一連の操作がウェブブラウザ上で完結するため、使いやすさが大幅に向上しています。

https://www.midjourney.com/home

検索窓からテキストを打ってエンターを押すと、「Create」で画像の生成がスタートします。

数秒待っているうちにテキストにあった画像が生成されました。一度に4つ異なるテイストで生成がされます。

生成された画像に対して、「Creation Actions」から修正することが可能です。今回は試しに「Vary」を "Strong" にしてみました。

※ Strong/Subtle で、バリエーションの豊富さを設定できるようです。Strong だとバリエーション多めで、Subtle だと少なめになります。

生成されたものがこちら。



プロダクト・サービス


Magic社からLTM-1というGeminiの2.5倍の500万トークンを誇るコーディング特化LLM

Gemini の 200万トークンも出た当時かなり騒がれていましたが、今度は500万トークンのコーディング特化型LLMが登場しました。


テキストからアニメーションできるアバターモデル

リアルタイムの自動アバター生成パイプライン検証、補正アルゴリズムを含めた開発について書かれています。

全プロセスが自動で行われるのでアバターの作成時間と労力が削減できます。また、動的に様々な3Dモデルを利用することが出来るので、毎回違ったフィードバックを行うアプリなどを作成することが可能です。ゲーム内でのランダムなキャラクターの生成などにも応用できるかもしれません。



ニュース


マクドナルドがWebCMに生成AI起用

マクドナルドが8月17日に生成AIを活用したマックフライポテトのプロモーション動画を公開しました。約16秒の動画では、AIイラストとアニメーションを使用し、「AIラブポテト」というキャッチコピーが用いられました。
多くのユーザーから否定的な意見があったようで、最近の「AI疲れ」を表しているかのようです。


住信SBIネット銀行、AIによる電話対応を開始

住信SBIネット銀行が2024年8月19日より、カスタマーセンターの電話窓口にAIによる自動応対システムを導入しました。
このシステムは、OpenAIの大規模言語モデル「GPT-4o」を搭載したバーチャルアシスタントを使用しており、顧客からの問い合わせに対して自然な対話で応対することができます。この導入により、待ち時間の削減やオペレーターの業務負荷軽減が期待されています。


大黒屋、アバターでブランド品査定

大黒屋は8月15日、AI査定サービス「おてがるブランド買取」の新機能として、AI査定師アバター「DAI」の提供を始めたと発表した。DAIでは、アバターとビデオ通話をつなぎ、商品を映しながら会話を進めることで査定が可能。これらの機能は、生成AIであるGPT-4と、音声の認識やテキスト変換のできるGoogle Voice APIを組み合わせて実現しているという。


NHK、不適切発言対策に“AIアナウンサー”の活用を検討

NHKのラジオ国際放送で中国籍の外部スタッフが尖閣諸島について不適切な発言をした問題を受け、再発防止策としてAIアナウンサーの導入が検討されています。国民民主党の玉木代表によると、NHK幹部が説明に訪れ、録音して放送したりAIアナウンサーを使用するなどの事前チェック強化策を示したとのことです。



論文・技術系


リコー、低コスト・高速うたう新LLM 日英中対応で今秋提供

リコー株式会社は、日本語・英語・中国語の3言語に対応した700億パラメータの大規模言語モデル(LLM)を開発したと発表しました。
このLLMは企業ごとのカスタマイズが容易で、オンプレミスやクラウドなど様々な環境での導入が可能です。高速処理と省コストを実現し、環境負荷低減にも貢献する特徴があります。
2024年秋から日本国内のお客様向けに提供を開始し、将来的には海外展開も目指している模様。


日本語性能トップクラスのLLM『Sarashina2-70B』

最近、国産LLMの登場が顕著ですが、SB Intuitions からも日本語性能トップクラスのLLMが公開されました。
デジタル赤字の解消に期待が持てます。


LLMのハルシネーションを抑えるには、従来最適とされていたものよりも、1桁大きいモデルサイズと計算量が必要


LINEヤフーのコンピュータビジョン・マルチモーダル分野の研究内容紹介(MIRU2024 レポート)


RAGの回答を自動評価する手法(LINEヤフーのSeekAIでの事例)


Gemini NanoをローカルのLLMとして呼び出す


特殊トークン(special tokens)


単純なLLMから複雑な「LLMエージェント」への移行



その他ニュース


オックスフォード大学が漫画上の登場人物とセリフを読み取り、脚本として文章化する


建築プレゼンボード



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今週もニュースが盛りだくさんの1週間でした。来週もどんなニュースがあるのか楽しみです!

今週もお疲れ様でした!

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