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「居心地ってな~んだ??」いごこチーム レポート Vol.02

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開催日:2019年11月8日(金)
場所:MISTLETOE OF TOKYO(東京都目黒区大橋)
テーマ:みんなが集まる場所で「居心地の良い環境をどう作る?」
例えば、学校や職場でブレストやミーティングをする時、「どんな風に机や椅子を配置するの」「話し合いが盛り上がる姿勢や距離は」「環境づくりの工夫は」「そもそも環境って影響するの」などなど。

居心地ってな〜んだ??

7月に発足した居心地について研究する「いごこチーム」の第2回目の研究会が11月8日に開催。居心地について関心を持つ12名の方が参加し前回同様、お菓子をつまんだりジュースを飲みながら、楽しい雰囲気で居心地について語り合いました。
今回の会場は、MISTLETOE OF TOKYO(東京都目黒区大橋)。MISTLETOE OF TOKYOは、Mistletoe Japan合同会社が運営する「現代的な課題を解決しようと試みるスタートアップとその周辺のコミュニティ間のセレンディピティの発生装置として機能するため、常にアップデートを続け、完成せず変化し続けるβ版の空間」です。

みんなが集まる場所で「居心地の良い環境をどう作る?」

今回の研究テーマは、みんなが集まる場所で「居心地の良い環境をどう作る?」。
その研究テーマをワークショップを通じて、みんなで話し合いました! 
今回のテーマは2つ。
1つ目は、今回の会場であるMISTLETOE OF TOKYO内で、メンバー各人が仕事や勉強をするうえで「居心地が良い」と感じるエリアを見つけて発表すること。
2つ目は、MISTLETOE OF TOKYOをワークショップ会場として使う際のお薦め提案を考えることでした。

新メンバーの皆さんも含めた自己紹介!

新メンバーも加わったので、ワークショップは自己紹介から始めました。
前回同様、メンバーのニックネームと各人が居心地の良いと思う場所を共有。新メンバーから居心地の良い場所が発表されると「それ、分かる!」「あっ、そんな場所も居心地良いんだね!」と共感の輪が拡がってきました。
いごこチームにご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひ参加してください!
続いてフジムーさんとオチ子さんから、MistletoeとExplaygroundの概要説明がありました。
Mistletoeとは「出資・研究開発・スタートアップとの共同創業・エコシステムの構築など、多岐にわたる。最大の特徴は『ORCHESTRATION』のコンセプトである。 さまざまな奏者で構成されるオーケストラが素晴らしい効果を生むように、さまざまな才能が集まる場を作ることで、新しい発見や科学反応が起きる。その結果、一社で課題解決に取り組むよりも、はるかに大きなインパクトを与えることができると信じている。Mistletoeではこの『ORCHESTRATION』を志を同じくする沢山の仲間と展開していくことで、世界中にたくさんのムーブメントを作っていきたいと考えている」とのことです!とっても素敵な活動をなさってますね! 

研究テーマに関するワークを実施!!

さて、いよいよ今回の研究テーマに関するワークを実施する時間になりました。
まずは1つめ。MISTLETOE OF TOKYOのスペースで、メンバー各人が仕事や勉強をするうえで「居心地が良い」と感じる場所を見つけて発表しました。
参加者全員でMISTLETOE OF TOKYOを探索。メインスペースとなる地下1Fの以外にも、絵画が飾られた白い階段を降りると、地下2Fにも部屋がありました。またキッチンスペースや本棚、クッションが敷き詰められたエリア、ハーブ類等の植物を植えた庭など、素敵な空間が沢山!
テーブルや椅子も、形を変えられたり、高さを調節できるなど、デザインや機能性にも凝っているモノがありました!
そして、みんな思い思いの場所を探索して、仕事や勉強をするうえで「居心地が良い」と感じる場所を見つけて発表&写真撮影をしました。
見つけた居心地の良い場所を一部ご紹介します!
- 地下1Fのスペース入り口の奥の隅っこ(コンセントがあるとなお良し)
- 地下1Fのスペースの真ん中あたり(参加しているような、していないよう
 な曖昧さ)
- クッションが敷き詰められたスペース
- キッチン側のテーブル席の端
- キッチン側の窓の近く
- 地下2Fにt続く階段

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ひとそれぞれ違って面白いですね!
各々がそれぞれの居心地がいいという場所を選んだ理由をご紹介します。
- 1人で居ると寂しい
- 周囲が見渡せる場所が良い
- 隠れられるような場所が良い
- 盛り上がってる人の隣は居心地が悪い
- 親しい人、初めましての人によって、居心地の良い場所は変わる
- 季節によっても居心地の良い場所は変わる
- クッションが敷き詰められたスペースを選んだが、部屋の真ん中だと選ば
 ないかも
- 靴を脱ぐと開放感があるが、部屋に入る時、靴を脱ぐ国、脱がない国があ
 る
- 膝を突き合わせるというが、親しくないとできないかも
- 飲み会のとき、座る席は考えてしまう。

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ワークの2つ目。テーマは「MISTLETOE OF TOKYOをワークショップで使う際のお薦め提案をメンバーで考える」です。2つのグループに分かれて、それぞれにアイデアを出し合いました!

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みんなで色んなアイデアを考えて、とても楽しかったです!今回はその一部をご紹介します!!
Aグループ
- 入りやすい空間にするには、扉をあけておいたらどうか
- 地下2Fに降りる階段の入り口付近にマットを置いたらどうか
- 使って良いものなのか、NGなものなのか分かりにくいので、分かり易くしたらどうか
- 毎回モノを片付けるリセット方式ではなく、何か残してる方が良いかも
- トイレの場所が分かるよう、水の音を流す等、工夫したらどうか
- 他の団体がどんな風に空間を利用したかを写真で残して飾っておくと良い

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Bグループ
- 円卓のテーブルは良い。また、三角形のテーブルは争いが起きにくく良い
- スペースを仕切る場合、パーテーションで仕切るのは壁を感じるので、カ
 ーテンで仕切ってみてはどうか
- 盆栽がある「和」を感じさせる空間を作ってみてはどうか
- 持ち運びができる和畳を置いてみてはどうか、その和畳にちゃぶ台を置い
 たら面白い
- 日本には折り紙の文化がある。テーブルや椅子を折り紙みたいにして持ち
 運び可能で、用途にあわせて変形できるプロダクトを作って置いたらどう
 か
- 文字や絵を書き込めるテーブルを置いたらどうか。また、それをプロジェ
 クターで投影できたら面白い

いろんな提案が出ました!
特に「他の団体がどんな風に空間を利用したかを写真に撮り、スペースの壁に貼って、訪れる皆さんに見てもらう」というアイデアは面白いですね。
お金をかけずすぐに出来るし、MISTLETOE OF TOKYOを訪れる皆さんが楽しそうに交流している写真が沢山壁に貼ってあったら素敵な空間になりますね!
また、個人的には、折り紙をヒントにした持ち運び可能で用途にあわせて変形できる椅子やテーブルを作ってみたいなと思いました。

まとめ

今回も盛り上がりました!特にMISTLETOE OF TOKYOをワークショップで使う時のお薦め提案するというワークでは、いろんな提案がありました。今後、写真を飾ったり、プロダクトを作ったり目標も出来ました。今後の「いごこチーム」の展開が期待されます!!

【執筆者プロフィール】

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ふかちゃん(深田 知利)
■最近考えていること
近年、情報技術の発達に伴って、人の働き方は「時間」と「場所」に縛られることがなくなってきています。そんなときに、人の生き方は、どのように変化するのだろうか。なぜ、このようなことを考えるようになったかというと、結局、「働く場所(会社の所在地)」「住む場所(家の場所)」を起点として、人は生き方をデザインしていたのではないだろうか、と考えるようになったからです。でも、人は「幸せ」に生きることを望んでいます。(少なくとも私はそうです)場所の呪縛から解放された時、自分にとっての幸せとは何かを考え、そして、その幸せを叶えるように人生をデザインするのではないか。人は個人で株式会社化、1憶総タレント化するのでは?うーん、ちょっと真面目な話になってしまいました(笑)。今は、様々なバックグラウンドを持つ人々が“想い”を持って繋がり、共創とセレンディピティが生むアイデアによって、イノベーティブな社会を実現させる空間を見守って、いつか自分も何か貢献できないか考えたいです!!
・会社員と大学院生をやってます。
・居心地の良い場所:海の近くの公園(稲村ヶ崎公園など)
・やってみたい居心地研究:居心地の視点から考える居場所の創造

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