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「沈黙は美徳」で得する人々は沈黙しない

「置かれた場所で咲きなさい。」
という本があるらしい。読んでないので、本の内容は知らないので、本とは無関係の勝手な事をいいます。
(いまいる場所が大好きで居心地がいいなら、まあいいけど)親として息子にはこんな事は言わない。この言葉は、辛くても文句を言わずに「置かれた場所」から動かずに頑張る人が沢山いると得する側(経営者側、現政権を握ってる政治家、など)にとって非常に都合の良い言葉だからだ。「置かれた場所で咲きなさい。」と他人にいう人々の多くが置かれた場所をどんどこ変えながら咲いて行くのを見てきた。

「沈黙は美徳」
日本人はなぜデモをしたり、社会への発言をしないんだろね、と近所のおばあさんと話していたら「日本ではなにも言わないで我慢する事が美徳だとおもわれてるから」という。黙ってる事が美徳なんて、みんな何も言わないで黙ってて欲しいと思う側の人が作った言葉だろうに。この言葉で得する人々は沈黙が美徳なんて思ってないはずだ。どんどん発言して、どんどん自分の欲しいものを主張して手に入れていくのを見てきた。

疑問は投げ掛けようよ、意見は口にしようよ、嫌な事は拒否しようよ。もし置かれた場所の居心地が悪かったら、必死で出口を探せば動けるって信じようよ。痩せこけた土地で、文句も言わずに、どんなに頑張っても大きな花は咲かない。