見出し画像

ついの住処はどこだろう

近所にある建物にこんなアズレージョがあった。トフとの散歩で100回以上は通ってるのに初めて気がついた。

ここに住み始めて4ヶ月半、観光だのなんだの特別な事をするでもなく旅行に出かけるでもなく淡々と同じ日常を送っていても楽しい発見はあるんだな。歴史に興味があるわけでもない私でもモラエスという名前は知っていた。

モラエスさんはここで生まれてそして日本で生涯を閉じたわけかとか、私はどこで生涯をおえるのかなどこでもいいけどとか、宇留野清年さんて誰だろうとか、トフと通り過ぎながらたまにアズレージョを見上げておもったりする。

近所にあったモラエスさんの生家

私もモラエスさんと同じで生まれたところがついの住処になる可能性はない。ついの住処どころか、今年の後半はどこにいるのかすら(ポルトガルなのは確かと思うが)自分のことなのに全く読めない。そうえいば半年前はアフリカで働いてたし。

魔がさしてやってしまったオンライン寿命測定によると私はまだ40年は生きるらしい。先は長い。