LHS 1478 b 赤色矮星の周りを公転する地球サイズの惑星

太陽系外惑星LHS 1478 bの発見が伝えられている。

LHS 1478 b は地球の1.24倍のサイズを持ち、1.95日周期で主恒星 LHS 1478 を巡っている。質量は地球の2.3倍、平均密度は約6.7g/cm³と計算され、地球と同様に岩石から構成されていると考えられている。

主星の LHS 1478 は赤色矮星で、そのサイズは太陽の25%、質量は24%しかない。主星の光度が小さいにもかかわらず、惑星の軌道半径が地球と太陽の距離の1.8%しかないため、惑星は300℃以上の高温に達すると計算されている。

LHS 1478 b は太陽系外惑星観測衛星「TESS」のデータから発見され、次の観測設備によるフォローアップ観測で確認された。スペイン・カラルアルト天文台のCAHA 2.2m望遠鏡、スイスにあるRCO 0.4m望遠鏡、LCOGT望遠鏡ネットワークを構成する1.0m望遠鏡のうちテキサス州マクドナルド天文台に設置されている1台、カラルアルト天文台CAHA 3.5m望遠鏡の「CARMENES」分光器、ハワイ州マウナケア山すばる望遠鏡の「IRD」分光器。

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