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バルセロナ滞在その4

グエル公園訪問後は入り口ゲートを後にして、息子が誘導してくれ、少し歩いて坂を降りて、バス通りに出て、バスと徒歩で次のユネスコの世界遺産であるサン・パウ病院に移動した。サン・パウ病院は、モダンニスモという偈頌様式を採用した超豪華な建築物で、1902年から1930年にかけて145,000平方メートルの膨大な敷地内には48の建築物が立ち並ぶ巨大な建物群である。炎天下の中で構内を歩き回り、一つひとつ見るのも大変であった。もちろん、現在修復中の箇所への立ち入りはできなかったが、主要な建物間の地下は十分な広さのある地下道で繋がっており、患者や医療従事者は緊急の移動にも対応できるようにできていた。当時の医療設備や手術道具なども展示されていて、当時の医療技術や看護のレベルの高さを知ることももでき、とても興味深かった。医療業務に関わる人たちには、バルセロナ訪問の際には必須の訪問場所と言えるが、一般観光客にとっても有意義な訪問先である。

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