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ミニマリストのパートナー「バリューイノベーション株式会社」

「必要最小限である」ということはある種の美点だと私は思う。

とはいえ、個人によって必要最小限は異なる。
ある人にとって必要な機能だとしても、他の人にとって無駄な機能であることもあるためだ。
その中で「財布に必要な最小の機能は何か?」という問いに、一つの答えを示してくれているのがここで紹介するabrAsus(*)の小さい財布である。

(*)abrAsus:バリューイノベーション株式会社 が販売している小さい財布シリーズのブランド名

0.ミニマリストとは

タイトルにキャッチーな言葉を入れたかったため、ミニマリストというwordを使ったが、ここでミニマリストの解説をすることは割愛する。

ミニマリストという言葉自体の定義も人によって異なるため、私は「なるべく無駄を省きたい人」「心からのお気に入りの物だけで生活する人」程度で理解している。そのため、心からのお気に入りである財布と生活している私はミニマリストと名乗っても差し支えないだろう。(本気のミニマリスト達からは怒られそうだが。。。)

参考文献として、多くのミニマリストの中、私が好きな佐々木さんと沼畑さんのblogを下記に記載しておく。

1.私とバリューイノベーション株式会社との出会い

本題だが、私は昔から財布に無頓着で、1000円以上の財布を使ったことが無かった。ポケットからはみ出すのは邪魔なので、長財布じゃなければマジックテープの財布でも何でもOKな人間だった。

社会人になって少しお金に余裕ができた頃、周りの知人から「財布くらいまともなものを使いなよ」と指摘されたため、今まで全く調べてこなかった財布についてネットで検索をした。

が、表示されるのはポールスミスやエルメスなどのブランド物。

ブランド物に対して特に好き嫌いがあるわけではないが、私が財布に求めているのはお金を保管するという機能と利便性のみであった。
知人からの「まともな財布」という指摘がどこまでの意味を持っているのか察することが出来なかった私は、しばらく今までの財布を使いつつ次の財布をゆっくりと探すことにした。

財布探しを続けていく中で、たまたま表参道を歩く機会があり、近くで財布の展示会のような場所があると聞いたので、そこを訪れてみた。

その展示会は「バリューイノベーション株式会社」のプロダクト類を実際に触れるようになっており、その場で購入もできる会場となっていた。
展示会では多くの種類の財布があったが、全てに共通しているのが、とにかく「小さい」
財布としての最小限を徹底的に追求したようなプロダクトばかりであった。

現状の日本では、キャッシュレスが完全には浸透していないため、お札・小銭を持ち歩かなければいけない場面は多い。
またキャッシュレスにも対応できるようにクレカや、有事の際の身分証明書も収納できる必要がある。
展示会で見た財布は、それらをちょうど良く満たす「必要最低限のお金とカードを持ち歩くように設計された財布」であると感じた。

結果として、見出し画像としてあげている現在の財布をその場で購入した。「まともな財布」を探していたはずが「これ以外無い」という一目惚れをしてしまった。

2.携帯性・機能性の追求

とにかく小さい。それだけで携帯性が非常に高いことがわかるだろう。
画像としてあげている私の現在の財布もカード一枚くらいの大きさである。
とはいえただ小さいだけでは無い。必要な物がきっちり入る。

クレジットカード位の厚さのカードが5枚程度収納でき、お札も10枚程度収納できる。
小銭も10枚程度は楽に入る設計になっており、それらを全て収納しても財布の大きさは変わらない。
小さい財布であるものの、その中の収納能力はまったくもって大きい。十分に必要最小限を達成できている。

さらに、キャッシュレス推進派の私なので、クレカが使える店では極力クレカを使用するようにしているがクレカを取り出すのにも便利な構造になっている。ポケットから財布を取り出してクレカを出すのに5秒かからない。

使われている部品の耐久性も高く、天然牛革を使用した上で縫製にもこだわっている。4年間毎日身につけて使用しているが、ほつれ等はほとんどない。

まだ利用したことはないが、例えほつれ等が発生しても公式のリペアセンターで修理をしてくれるようだ。
いつまでも使い続けたい財布なのでこの公式の対応は非常にありがたい。

3.財布以外の製品

なんだか会社の応援ではなく自分の財布自慢のようになってしまったので、この会社の他のプロダクトも紹介しておこう。

会社自身のコンセプトページにも書かれているように「足し算ではなくゼロから価値を創造する」ということに拘っている。既存の製品の影響を受けず、必要最小限をゼロから達成することをこれからもどんどん達成して欲しい。

- iPhoneも入る財布
どうせ出かける時にはiPhoneを持ち歩くのであれば、ケースと財布を一体化させてしまうという最小限主義らしい発想である。ミニマリストのしぶさんも同じ発想の手ぶら財布をプロデュースしているが、目指しているところは微妙に異なっている。どちらが良いかは使う人のコンセプト次第かと。

- 薄いマネークリップ
もはや小銭は不要という方向け。お札とクレカのみというスタイル。時々小銭が発生してしまうのであれば別売りの小銭入れとセットで使うと良さそう。ただ、そこまでするのであれば小さい財布の方で良いのではと思うが。。。デザインが良いからうっかり買ってしまいそうになる。

4.まとめ

わたしが応援する会社というより、プロダクト推しみたいになってしまった。が、プロダクトには会社の方向性が如実に現れるので、プロダクト応援=会社応援といっても差し支えないだろう。
これからもこの会社とプロダクトを応援し続け、気に入ったものがあれば購入してしまうだろう。心から気に入っている財布が3つも4つもあるのも悪くはないかもしれない。

#わたしが応援する会社

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