甘い話

外出自粛によるテレワークやzoomの拡散で、ますます副業を考える人が増えたと思います。

でさ、よくあるのが、リモートワークもできるエンジニア話。

プログラミングを勉強して、早々に独立し、どんどん自分の価値と仕事の単価を上げて成功したら、そのノウハウを有料noteやオンラインサロンで売っちゃいながら、投資を重ねて資産増やしちゃお！

って。

いやいや、そもそもそんなに行動力があるなら、どんな仕事でも成功しそうな気がするんですよね。

だって、プログラミングの勉強には根気と地道な努力がいるし、独立して案件をひっぱるには高い交渉力と経営の経験を重ねないといけない。

うまく行かない時のメンタルの強さも相当なものでしょう。体力もいるし、進化するテクノロジーについていかないといけないから、若い方が有利。

そういう話を聞くと、なるほど〜とは思うものの、自分のような者には異世界の話だなぁと思ってしまいます。

だからダメなんだよっ！って○リエモンに言われそうだけど。

なんだかちょっとそういうのが苦手なんだなという人もいるのでは？

ただね、一つの仕事に依存すると、今回のような状況になれば不安ですよね。

そういう意味で、分散させるという考え方はいいと思うんです。

だから、僕は今から9ヶ月前にnoteを始め、1月からYouTubeを始めました。

まだまだ模索中で、何の利益もあげていないし、むしろかかった費用の分赤字です。

でもね。

何もやらなかった過去の自分よりは生活に張りがあります。それだけでもやってる甲斐はあるな。

何をしていいか分からず、他人の意見に左右され、ただ漫然と本を読んでた若き日々よりも、

まぁ、その意見は分かるけど、それは受け入れられないなぁとか、あっ、それいいやん！とか、

自分の考えをしっかり持ちながら、noteやYouTubeで発言する方がダンゼン楽しい！

お金は大事だけど、心の安定の方がもっと大切です。自分の中に確固とした信念があれば、毎日は楽しく生きられる。

寿命が見えない限り、年齢は先送りにできる目安でしかない。むしろ若い人ほど、強い自制心がないと怠惰に時間を過ごしてしまう。

何かをやり続ける気持ちがあれば、輝かなくても生きていける。

そんな考えは甘いよ、と鼻で笑う人より、弱くてねばり強い、そういう人が僕は好きだ。

自分の意見を持たず、誰かのお客様になっている人生は自分の人生ではない。

マラソン選手が走り抜けていく中で、ゆっくり散歩するような人生を歩みたい。