ないものねだりをやめてみる

〜があればなぁ。〜さえなければ、できるのに。

こういった考えはアドラー心理学では明確に否定されています。

それがあるからできないとは、しないための言い訳だと。

どんな人でも最初は何もありません。

現在、NHKの朝ドラでは、古関裕而さんが主人公として取り上げられています。失礼ながらこのドラマを見るまで僕は全く知らなかったのですが、代表曲である全国高校野球の甲子園応援歌『栄光は君に輝く』や『六甲おろし』は知らない人がいませんよね。

ウィキペディアによると、

1929年(昭和4年)、管弦楽のための舞踊組曲『竹取物語』をイギリスロンドン市のチェスター楽譜出版社募集の作曲コンクールに応募し、二等入賞を果たす。これは日本人初の国際的作曲コンクールにおける入賞であり、1930(昭和5)年1月23日の福島民報新聞で大々的に報道されている。

現在の放送はまさにココで、彼が実家の呉服屋の経営を支えるため、叔父さんのもとに養子にいくか、夢を果たすために留学するか人生の分岐点に立たされます。

今だったら、これほどの才能があれば、作曲した楽曲をYouTubeで公開し、クラウドファンディングを募ることもできるのでしょうが、昭和一桁の時代で、夢に生きる難しさ、それも海外留学なんて想像を絶します。

後に彼は、1964年開催の東京オリンピックの開会式に「オリンピック・マーチ」を流すことになります。偉才、まさに天才。

でもね、彼の人生をふりかえることで、天才であっても初めは何も持っていないし、時代や境遇に苦悩することを教えてくれます。

ましてや凡人においては、ですよね。

最近、その考えは古いとか、昔の価値観をバカにするような風潮が見受けられますが、その時代があってこそ今があります。確かに時代は変わる。先人が古いとかは関係ない。今ではないのだから。でも名曲は名曲。偉大なものは偉大。いつの時代も自分の価値観をおしつけることだけはしたくないものです。

でも、そういう意見に共通する中で一ついいなと思うのは、自分の好きなことで誰かの役に立とうという考え方です。

自分のために始めたことが、人のためにすることでもある、そんな風にみんなが大小さまざまな夢で支え合うことができたら毎日みんな笑顔で生きていけるだろうなと思います。

理想も夢も人間だから持てるのではないでしょうか。

ちょっと熱くなってしまったな(笑)

だから僕は今日も自分のためにnoteを書くのです。

引用元はこちら↓


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