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ロスジェネ氷河期世代と「8時だョ! 全員集合」から「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」への転換 昭和から平成への変化を映し出すテレビ革命
テレビは「生活の中心」だった時代 私たちロスジェネ氷河期世代にとって、テレビは家族全員が一緒に過ごす「リビングの中心」でした。昭和の家庭で、土曜の夜8時といえば、家族でテレビの前に集まる特別な時間でした。その象徴的存在が、長らく国民的番組として君臨していた『8時だョ! 全員集合』です。ドリフターズの豪快なコントや大規模なセット、観客を巻き込んだ生放送のスリルが私たちの記憶に深く刻まれています。しかし、この人気番組が1985年に終わり、新たな時代を象徴する『加トちゃんケンちゃ
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ロスジェネ氷河期世代のゲーム考察 スーパーファミコン初期の名作「F-ZERO」と「パイロットウイングス」にどっぷりハマったあの頃
私たちロスジェネ氷河期世代にとって、スーパーファミコンの登場は一つの革命だった。ファミコンから進化したこの新しいゲーム機は、私たちの想像力をかき立て、時間を忘れてのめり込むような体験を与えてくれた。そして、特に発売同時に登場した「F-ZERO」とし少し遅れて登場した「パイロットウイングス」は、その代表格と言っても過言ではない。スーファミ発売時スーパーマリオワールド一色だったため完全ノーマークだった。しかしいざやってみると魅力の虜に。この2本にハマり込んだ思い出は、私にとって青