運動と脳機能の研究~大学院生奮闘記 博士課程編⑫~

TOEICがついに。。。

今回は、大学院の生活から離れてTOEICの話題。最後にTOEICを受けて一年くらいの休養を経て後、また、TOEICを受け始めた。受け直したときは、確か840点くらいだった気がする。だいたい50点ぐらい低下していた。自分としては、毎日英語の論文を読んでいたし、英語で論文を執筆していたりもしたので、あわよくば900点いけるんじゃないかと甘い期待をしていた。論文とは求められる能力が違うので、いくら論文読んでていても、そこまでTOEICの点数には結びつかないかもしれない。特に900点以上の高得点を狙う場合には。

その後も何回か、受け続けたが 800後半で行き詰まり。初めて800後半の点数をとってから2年以上が経過していた。それでも、再度受験を申し込みTOEICを受け続けた。

そのころ効果があったか分からないが、オンラインでの英会話を始めた。毎回20分くらいのスカイプレッスンだった。自分はドイツに行くこともあり、さらに英語力を伸ばしたいと考えていたため、スピーキングのレッスンを受けることにした。ドイツに行くのになんで英語なのと思われるかもしれないが、ドイツの研究者との会話は全て英語で行われる。ドイツ語では行われないから、ドイツ語を勉強する意味は自分にとって特になかった。

TOEICを受けて結果発表の日。とある用事でスペインに滞在していた。スペインでもネットにつないで、スカイプレッスンをしていた。ただ、ホテルのWiFiの電波が弱かったせいか、相手が何をいっているかほとんど分からなかった。スカイプレッスンが終わり、あ、そういえば今日はTOEICの結果発表日だと思い、自分のアカウントにログインした。すると結果表示のところに、

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900点ぴったり!ついに900点を取ることができた。まさか900点の結果をスペインのホテルで確認するとは思わなかったけど。。。。何はともあれ、目標を達成した瞬間だった。300点代から始めたTOEIC、学部、修士と達成できなかったが、博士課程に進学してようやく達成できた。目標を達成する瞬間というのはあっけない。TOEICは、この後も数回受け、最高930点が自分の自己べストとなった。

この時は、運動と脳機能を信じて、運動することで脳が活性化して、その脳で勉強したことでTOEIC900点とれたと心から信じていた。ただ、冷静になって考えると、運動と脳機能のことを信じることで、継続して勉強できていたことが目標達成につながったんじゃないかと考えるようになった。この体験から、自分は運動なしでは勉強できなくなった。勉強する時は運動しないといけない身体になってしまった瞬間でもあった。

こんな経緯でTOEICを300点代から900点に引き上げたので、何の勉強がTOEICのスコアアップには必要か自分には分からない。もし、一つアドバイをするならば、「運動して勉強すること」と言ってしまいかねない。運動と脳機能の研究を齧ったものとしては、失格の発言だ。。。