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パワークエリで日付から締め日を算出する方法【EXCEL/Power BI/Power Query】

ビジネスで日付を伴う何らかのデータをもっている場合、基本的には締め日を基準にして集計することが多いです。

締め日が月末の会社も多いですが、それ以外のケースもかなりの割合存在します。

例えば、

  • 納品日:1月25日 ---> 2月20日締め

  • 勤務日:3月5日 ---> 3月15日締め

のように、決められた日で1ヶ月分を締めることになります。


15日締めの例


会社の締め日に合わせた年度や月度でデータを集計する際、集計元のデータに取引日や勤務日だけがあり締め日が存在しない場合は、自分で取引日や勤務日に対応した締め日を作る必要があります


EXCELのシート上にデータがあるのであれば、ワークシート関数を使った以下のような数式で締め日を算出することができます。

締め日の数式は以下のとおり(テーブル設定済)
=DATE(YEAR([@取引日]),IF(DAY([@取引日])>20,MONTH([@取引日])+1,MONTH([@取引日])),20)


ところが、Power Queryを使ってクエリでデータを取得している場合には、ワークシート関数による数式で締め日を作ることができません。

Power Queryでデータを取得


こちらの動画では、Power Queryで使われるM言語の関数を使って、日付から月次の締め日を算出する方法と、締め日を基準とした月度/年度/四半期といった日付に関する項目を作成する方法を解説しています。

動画で学ぶExcelパワークエリ・パワーピボット

動画で使用しているエクセルファイル


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