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クリエイターとは何か
図工の通信簿が常に「1」であった江草が、あろうことか子どものために簡単なペーパークラフト的な作業をしようと思い立ちまして。
そしたら案の定、紙の縁で指を切って流血するという不器用っぷりを発揮しました。ご存じの通り、これはとても痛いやつです。
しかもクラフト用紙を袋から出そうとした時に切ったものであって、まだクラフトは全く始まってない段階という体たらく。
結果、残りの作業は妻に一任することにしました。(根性の無さがひどすぎる)
このたびのこの経験を経て、不器用人間の江草としては、ほんと日々様々なエレガントな作品を作るクリエイターの皆さんはすごすぎて尊敬の念しかないなと改めて思ったのでした。
しかし、ここでふとクリエイターという言葉が引っかかったんですね。
ご存じの通り、ここnoteはクリエイターのためのプラットフォームを謳って運営されています。なら、毎日こうしてnoteを書いている江草も実はクリエイターなのかしらと。
で、こう言うとなんなんですけれど、江草自身は全然クリエイターという自覚がないんです。だから、noteさんには大変申し訳ないことに、note公式がことあるごとに「クリエイターの皆さんのために」と呼びかけてるのを見ても、毎回いまいちピンと来てないところがあるんですね。
「ほう、クリエイターねえ。てか、わし、クリエイターなのか?」みたいに。
江草はこれだけnoteに居ずっぱりにもかかわらず、クリエイターとしての実感が薄すぎて何だかすみません状態であったわけです。
ただ、今回は良い機会なので、ここでちょっと「クリエイターってそもそもなんだっけか」ということを調べてみようかなと。この疑問が解消すれば、noteとの付き合いもよりスッキリするかもしれませんし。
もっとも、調べると言っても、江草はズボラマンなので、ChatGPT君に聞くことにしました。あー、楽ちんな時代ですわ(「裏を取る気ゼロ」の、よい子は決して真似しちゃいけない姿勢です)。
で、ChatGPT君に尋ねたところ、こう答えていただけました。
「クリエイター」とは、何かを創作する人のことを指します。この「何か」は非常に幅広く、以下のような分野が含まれます:
芸術:絵画、彫刻、写真など。
音楽:作曲、演奏、音楽プロデュースなど。
映像:映画、テレビ番組、アニメーション、動画コンテンツなど。
文章:小説、詩、ブログ、記事などの執筆。
デザイン:グラフィックデザイン、ウェブデザイン、インテリアデザインなど。
ゲーム:ゲームデザイン、プログラミング、アートなど。
クリエイターは自分の独自のアイデアやビジョンを形にすることが求められ、その過程では想像力、技術、創造性が重要な要素となります。また、インターネットやソーシャルメディアの普及により、個人でコンテンツを発信しやすくなったため、YouTubeやInstagramなどのプラットフォームで活動する「コンテンツクリエイター」も増えています。
……なんやて?
「ブログ、記事などの執筆」やて?
わし、やっとるやん!
わし、クリエイターやん!!
……急に謎のうさんくさい関西弁が出ましたが、意外にもド直球で自分がクリエイターの定義(あくまでChatGPT君調べですが)の範疇に入ってたことに驚きが隠せなかったのです。
素朴なイメージとしては、クリエイターってやっぱ作家さんみたいなガッツリ「作品」みたいなものを作ってる方を想起してたんです。しかし、そうしたイメージはむしろ狭くって、クリエイターとはもっともっと幅広く受け止めてくれる寛容な概念であったようです。
音楽番組で「アーティストが集結!」と謳われる時に「なんで絵を描く人(ペインター)とか不在でミュージシャンばかりなのにアーティスト(芸術家)呼びなの?」という不思議がありますでしょ。
「アーティスト」が本来はミュージシャンだけを指さないのと同様に「クリエイター」も実際にはそんな狭い概念ではなくって、ブロガーなども含むとても広い概念であったというわけです。
ペーパークラフトで竜とか城とか作れる人間でなくても、絵が描けたり、音楽が作れる人でなくても、クリエイターたりえるんですね。
いやあ、note公式さんがクリエイタークリエイター言ってるのを、これまでちょっと心理的距離感を持った冷めた目で見てしまっていましたが、ほんと申し訳ありませんでした!
末席を汚す程度ではございますが、私、江草はクリエイターの一人として、今後ともnoteで頑張って書き続けようと思います!
反省終わり。
で、ここでついでにふと思ったのは、これだけクリエイターの定義の幅が広いと、逆に「クリエイターでない人」はどういう人になるんだと。
面倒くさいのでこれもChatGPT君に聞いてみました。
クリエイターでない人とは、主に創作活動を行わない、または創作活動が主な仕事ではない人を指します。以下のような職業や役割が考えられます:
オペレーション担当:製造業やサービス業で、決められた手順に従って作業を行う人々。例えば、工場のライン作業員やレストランの調理補助など。
管理職:チームやプロジェクトの管理・監督を行う人々。彼らは他の人の仕事をコーディネートし、全体の進行を管理しますが、直接的な創作活動は行いません。
専門職:医師、弁護士、会計士など、専門的な知識やスキルを活かして問題解決を行う職業。ただし、医師や弁護士も特定の分野では創造的な解決策を求められることがあります。
事務職:データ入力、ファイル管理、スケジュール調整など、日常的な業務をサポートする役割。
営業職:製品やサービスの販売活動を行う人々。顧客との関係構築や契約の締結が主な仕事です。
運輸・物流:商品や物資を運ぶ、管理する役割の人々。例えば、トラック運転手や倉庫作業員など。
これらの職業や役割は創造的な側面を持つこともありますが、主な業務内容は定められた手順や基準に従って行うことが中心です。そのため、一般的には「クリエイター」とは呼ばれません。
うおお。
なんと我が「医師」が名指しで入ってるじゃないですか。
「特定の分野では創造的な解決策が求められる」という謎の注釈は入ってるものの、医師は非クリエイターの代表として挙げられるぐらいにはクリエイター色は薄いようですね。
でも、これで腑に落ちました。
江草は普段医師として非クリエイターなことばかりやってるので、個人活動としてはついついnoteで長文書きまくるなどのクリエイターなことをやりたくなっちゃってるんだろうなと。
人は自然と不足を補うように行動してしまうものなのでしょう。
まあだからといって、ペーパークラフトのような慣れない作業に挑戦するのは江草には無謀でしたけれど。(なお繰り返しますがこの人は袋を開けて紙を取り出しただけです)
ともかくも、江草にとってこうしてここnoteで文章を書き続けてるのはクリエイター欲を満たすために必要かつ自然な行動だったのだなあと合点がいったのでした。
I am a creator!
さあ、せっかくなんで皆さんもクリエイターになってしまいましょう。(謎の唐突な勧誘)
江草の発信を応援してくださる方、よろしければサポートをお願いします。なんなら江草以外の人に対してでもいいです。今後の社会は直接的な見返り抜きに個々の活動を支援するパトロン型投資が重要になる時代になると思っています。皆で活動をサポートし合う文化を築いていきましょう。