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退職後、適応障害の私が雇用保険の失業給付金をもらえるまでの流れ

こんにちは。今回は、少し毛色の違うお話である、退職後の雇用保険手当金受給までの手続きの流れを共有したいと思います。

私は、「適応障害」という病気のため、休職をしていました。ネットで調べていると、私のような「病気が理由の退職」は特例扱いになり優遇されることを知りました。病気で退職を余儀なくされた方の助けになればうれしいです!

では、特例扱いになるとなにがいいのか?
本来、退職理由が会社理由(会社の倒産など)以外だと、雇用保険手続き後7日間の待機に加え、給付制限という3ヶ月の期間後に給付金が支給されます。たいていの人はこっちです。しかし、例外として病気などの理由による退職だとこの3ヶ月という制限が外れます。ということは、手続き後、7日後にはお金を受け取れる!ということ。自治体ごとに規定や書類の様式が変わることもあるので、気になった方は一度ハローワークで聞いてみてください!

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では、詳しく流れをお話していきます。

流れ
1.離職票を会社に請求
2.疾病証明書をかかりつけの医師に書いてもらう
3.離職票が到着(退職日から約2週間後)
4.疾病証明書、離職票をもってハローワークへ
5.7日間待機(これは全員絶対)
6.雇用保険の説明会
7.最初の認定日
8.数日後入金(私の場合は2日後)

1.離職票を会社に請求

会社を退職すると決めた時に、離職票の送付をお願いしました。会社によってはかなり時間がかかって郵送されると聞いていたので、念のためおねがいの連絡をしました。

離職票とは、雇用保険の失業手当を貰うときに必ず必要な書類です。これがないとお金がもらえません。退職後10日前後で会社から貰えると思います。不安な方は会社に連絡をして請求してください!

2.疾病証明書をかかりつけの医師に書いてもらう

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雇用保険の失業手当の手続きをする際に、「会社在籍中は病気で退職後の現在は病気は治り、就業可能であること」を示す疾病証明書を提出しなければならないので、退職後にかいてもらいました。
※必ず退職日後に!退職前では意味がないです。退職後の現在は働くことができるということが重要。

またこちらは、私の診療医では保険適応外でしたので、別途5,000円かかりました…失業中の自分には痛い出費…。

3.離職票が到着。(退職日から約2週間後)

なぜこんなに時間がかかるのかというと…
①退職日後、会社がハローワークへ離職票を提出
②ハローワークが会社へ返送
③会社が私へ郵送
というかなりまわりくどいというか…非効率的というか…そのため、こんなに時間がかかるのです。

また、余談ですが失業中は国民年金が免除されるので、必ず申請をすること。申請をしないと、未納扱いになってしまいます!ご注意を。また、手続きの際に失業中であることを示す書類が必要です。離職票や雇用保険受給資格書などはあらかじめコピーをとっておくことを強くお勧めします。

4.疾病証明書、離職票をもってハローワークへ

ここでやっとハローワークへ行きます。受付をすまし、疾病証明書を渡す。職員の方が提出書類を確認し、特に問題なく給付制限なしで受給できることに。その後、これからの流れを説明してもらい帰宅。1時間かからないぐらいだったかと思います。

5.7日間待機(これは全員絶対)

6.雇用保険の説明会

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雇用保険受給にあたっての説明会に参加します。約3時間ぐらい。内容としては、「認定日に来ないと受給できないよ」、「働いたらちゃんと届け出にしてね」、「毎回の認定日までにそれぞれ2回以上の就職活動してね」というような内容だったかと思います。

7.最初の認定日

認定日というのは、雇用保険受給資格があるかどうかの面談をする日。要するに、ハローワークがまだ無職か、就職活動をきちんと行なっているかを確認する日です。

私の場合は、職業訓練校へ通うことが決まっていたので、すぐにおわりました。本来ならばこの日に、就職状態なの相談や報告をするのかな?

8.数日後、入金(私の場合は2日後)

認定日2日後に口座に振り込まれていました!長かった…

こんな感じで、無事雇用保険を受給することができました!
正直、このことをインターネットなどで知っていなかったら…と思うと怖いです。そもそも私の場合は、雇用保険の手当が3ヶ月後にしかもらえないことすら知らない状態からでした。本当に一から調べて大変だった…周りに相談もしづらい内容だと思いますので、ぜひハローワークへ!相談をすればとても丁寧に教えてもらえ、かつ電話だと、身分を明かさなくても相談できます。
一度電話してみてください!

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