針生検

そんなこんなで腫瘍が悪性かどうか判断するための手術のため、入院することになりました。たしか12月上旬です。

大した手術じゃないって聞いてたのであんまり緊張とかはしませんでした。あと手術前で個室だったのでホテルに泊まるみたいでちょっと興奮してました。

でもはっきりいって病院食は美味しくは無かったです。これから先も悩むことになりますが、健康を考えると仕方ないのかなぁと思います。

いざ手術当日

朝ごはんは抜きで車椅子で手術室に連れて行ってもらいました。説明を受けて部屋に入るとなんというか手術室を生で初めて見たので「こうなってるんかぁ」って感じでした。

そして全身麻酔されて気がついたら終わってました。

目が覚めても麻酔が残ってるので呼吸をしてもしても足りない気がして苦しかったです。あと吐き気も少しありました。でも術部に特に痛みはなくて2日後ぐらいに退院したと思います。

検査の結果自体は退院時私は知りませんでしたが親には知らされていたようで病院からの帰り道、車の中で悪性だったと母親の口から告げられました。家に帰ってから父が詳しく話すと母は言いました。

正直普段ダメな父親なのにこんな時だけ父から話すのもよく分かりませんでした。

その日の夜、母と父から説明されたのは
・腫瘍が悪性だったこと
・化学療法で治療をすること
・入院期間が7〜8ヶ月であること
・抗がん剤の副作用について(特に生殖機能が働かなくなる可能性があること)
などについてでした。

この時家族全員泣いてました。自分が泣くより先に親に泣かれたのでなんか釣られました。

次回は入院についての話を病院に聞きに行った時のことです。

これからの話の流れを大雑把に書いておきます。
ある意味ネタバレなので注意です。



①入院
②化学療法開始
③入院生活、高校について
④治療経過
⑤新たな治療について
⑥一時退院
⑦痛みの再出現、がんの再発
⑧治療方針の変更、放射線治療へ
⑨再び化学療法へ
⑩できなかった治療を再び……
⑪転移、再発し内服治療へ(退院)2021/9月あたり
⑫その後(現在)

こんな流れで現在に追いつくまでは頑張って更新したいと思ってます。これからもよろしくお願いします。






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