石の話をしよう。-eye agate-
ダライ・ラマ14世も身につけていることで知られているeye agate、天眼石。
天眼(てんげん)という言葉は仏教用語として使われる事が多く、基本的な意味は「全てを見通す事のできる眼」だけれど、仏教では五眼の一つで欲望を離れた清浄な物質世界である色界の天人が持っている眼のこと。
前回の新作としてお出ししたキーリングに仕立てた天眼石。眼に見えるように磨き出された縞瑪瑙は天眼石(てんがんせき)と呼ばれ守り石としてよく身につけられているとのこと。
天眼石はまだ手元に沢山あるのだけれど、その中でその時に感じて手にする石はその時々。
ドルジー(瑪瑙の中で結晶化している石英)が丸くキラキラしている天眼石。
上下にある白いラインが虹彩のよう。
しっかり目の形に形成されていないものも宇宙の銀河のような深遠さ。
玉屋サイトに新作としてお出しするのはごくたまにでも、製作のご依頼をよく頂く石なので折をみてストックが欠けないようにしています。
3種類のシェイプの天眼石があるので次回の新作としてブレスレットにお創りしてお出しします。
次回新作リリースは2019/10/24です。
玉屋えゐち http://ewichi.ocnk.net/
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