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東京都防災ブック④:普段から心がけておくこと(1章の1)

はじめに

このマガジンの記事も4本目になります.東京都から配布された「東京くらし防災」に基づいて,ゼロから防災について勉強しています.

この記事から, 第1章「いま」できる備えから始めよう! に入ります.

東京くらし防災の目次は以下のようになっています.今回は「日常の習慣でできる防災」の中の「普段から心がけておくこと」です.

  1. 「いま」できる備えから始めよう!

    • 日常の習慣でできる防災

      • 普段から心がけておくこと

      • 自宅の安全確認が最優先事項

      • 「買い物」でできる防災

    • 外出「ついで」にできる防災

    • マンション防災

    • 支援等を必要とする人が安心できる備え

  2. 「いま」災害が起きたら?

  3. 「いま」考えてみよう!被災後のくらしを

いま,大地震が起きたら,私はどうするか?

防災ブックでは,自宅,オフィス,街中,地下街,駅や空港の5個の事例について問いかけています.それぞれのキーワードはこんな感じでしょうか?

自宅:まずは自宅の危険ポイントをなくすことから
オフィス:被災後に会社にとどまる?
街中:ビル,倒壊,火災,群集雪崩
地下街:非常口,階段と出口,
駅や空港:落下物,割れたガラス

部屋は整理整頓,収納も工夫すれば安全

まずは,自宅の危険をなくすことということで,自宅の危険ポイントを考えます.

不要な物は捨てておく.ちょうど年度末で部屋の模様替えをしました.背の高い本棚は廃棄し,家具は腰以下の高さにしています.ただし,ほとんどの棚などにはキャスターがついているので,地震時に動いてしまうかも.ということでキャスターキャップを買います.また,ガラスや陶器といった割れ物は,窓ガラスだけです.飛散防止シートが余っているので,窓ガラスに貼ります.また,基本的にはスリッパをはいて過ごしているので,足裏にものが刺さることもないでしょう.

逃げ道をふさがない.ドアや玄関周りをふさいでないか?これは一人暮らしの狭い部屋であきらめるしかないのかな~
収納は,重い物は「下」,軽い物は「上」.重い物や割れ物が落ちてきたら大変ですね.運河良いことに,重い物を上に挙げるのは嫌いなので,普段の生活から実行していました.

同居する家族や大切な人とコミュニケーションを取っておこう

災害時に連絡が取れないことも多々あるようです.先日の能登半島地震においても通信会社の設備故障等により,通信が出来なくなったそうですね.その日の家族の予定(出張なども把握しておかないとー)や災害時に各人が避難する場所も把握しておかないといけないですね.

私は残念ながら独身.

親や兄弟,親戚とは,普段からもっと連絡を取ろうと思いました.

また,通信障害対策としては,スマホにデュアル回線を使用しており,通信回線の冗長性を1レベル上げています.

スマホに防災アプリは入っているか?

防災ブックでは、スマホのアプリフォルダに「防災」を作り、下記アプリを入れておくことをお勧めされています。

  • 東京都防災アプリ

  • 自治体の防災アプリ

  • ラジオアプリ

  • 災害情報アプリ

  • 位置情報を発信するアプリ

  • SNSアプリ

  • 応急手当てアプリ

  • 天気アプリ

私のスマホの中には、災害情報アプリとSNSアプリ、天気アプリはありました。Yahooの災害情報と天気アプリは便利なので使っています。せめて、東京都の防災アプリには慣れておこうと思います。

以前、国土交通省の方から↓のことを教えていただきました。

家にあるもので,災害時にも使えるアイテムはけっこうある!

多様に使えるくらしの防災アプリとして、四つのアイテムが紹介されています。

  • ポリ袋:簡易トイレ、給水袋、ゴミ袋、レインコート

  • ラップ:紐にできる、食器に巻いて汚れ防止、粉塵などから目を保護するゴーグル

  • ジッパー付き袋:食品保存、貴重品の仕分け袋、匂い閉じ込め袋

  • ガムテープ:破損箇所の補修、添木などの固定、伝言メモ

阪神淡路大震災や東日本大震災、今回の能登半島地震などなど、災害時の経験・困ったことなど、さまざまな体験が公開されているので、災害時の生活で困った事例を理解し、どんなものがあれば対応できるか、またその代替品を妄想していきます。

次回は,「自宅の安全確認が最優先事項」

今回は,これでおわりです.次回は,「自宅の安全確認が最優先事項」に取り組みます.災害対策の基本は自助であり,日常の拠点でもある自宅の安全確認をします.

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