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水辺のガーディアン=水門

久しぶりに、マガジン「都心水辺散策」を更新します。昨年度末に都心の沿岸部や都市河川沿いを散策してました。そんな中で、川や海といった視界の開けた空間に、鎮座する「水門」を見てきました。今回は、都心を守護する水門写真集という形でまとめてみます。 

用語解説

その前に、東京都建設局のwebサイトにいくつかの河川管理施設の役割について説明がありましたので、引用します。

  • 水門(すいもん):平常時は、内部河川への船の出入口などとして、高潮発生時には閉鎖して防潮堤として機能を果たします。

  • 樋門(ひもん):船の通行ができないような小さな水門を樋門といい、主に水質浄化などの取水口として用いられます。

  • 排水機場(はいすいきじょう):台風による高潮では大雨を伴うことが多々あります。このような時に水門を閉鎖すると、その地域にフル雨で内部河川の水位が上昇します。排水機場は、この水位上昇を防ぐために、内部河川の水を外へ排出する働きをします。

  • 閘門(こうもん):水位差のある箇所を船舶が運航できるように設けられた運河又は河川の施設であり、二つの水門(前門と後門)等で構成されています。前門と後門とで仕切られた閘室内の水位を変化させることにより船を通過させます。

北の守護神:岩淵水門親子(赤水門・青水門)

旧岩淵水門(赤水門)@荒川・隅田川分流点。
写真の奥を荒川。手前から隅田川へ。
歳とったので引退します。今は息子を見守っています。
旧岩淵水門を横から見る。カッコいい!
旧岩淵水門を後ろから。
息子の岩淵水門(青水門)
引退した親の代わりに、首都を守護してます!洪水の時は、門を下ろします。
岩淵水門(青水門)を拡大

岩淵水門のライブカメラはこちら!

東の守護神:東京湾岸エリアの水門集団

東京港の運河利用マップ。東京都港湾局のwebサイトから引用。

こちら、東京港と運河などの地図です。青丸🔵に水門の位置と名前が記されています。それでは、これまで散策してきた隅田川河口付近から南に向かって幾つかのガーディアンを紹介します。

日本橋水門。
ちょうど地図の上端で見切れています!
日本橋川が隅田川に合流する場所の近くにあります。
ここから亀島川が分流していきます。
亀島川水門
日本橋川水門の反対側にあります。兄弟です!
古川水門
湾岸エリアの高層ビル群を守っています。
渋谷川(渋谷駅付近から地表に現る)を下っていくと見ることができます。
日の出水門
東を向いています。日の出の時の写真を撮りたかった!
高浜水門
古川水門、日の出水門とタッグを組み、芝浦地区を守護しています!
天王洲水門
高浜運河・天王洲アイルを守っています。
目黒川水門
目黒川の河口にあります!手前にあるのが防潮堤。河口はだいたい防潮堤で守ってますね!運河の入り口は水門に任せます。これでみんなが近寄れる水辺空間を創っています。
上の四つの水門とスクラムを組んで、芝浦運河沿い・高浜運河沿い・天王洲運河沿いを守護
だいたい、新橋駅〜品川駅のエリア。
目黒川水門の裏にあるボート停泊場


さらに南にいくと〜〜〜

勝島運河の高潮防潮堤(しながわ花海道)
区民の方が花畑を作っています。右側には大井競馬場g

まだまだ、南へ〜〜

内川水門と内川排水機場
背後の住宅地を守ってます
この写真気に入ってます
内川水門の脇に樋門。

まだまだ、水門や防潮堤はありますが、今回はこれでおわりです。何気ないところで、街を守っている水門や防潮堤。開けた場所に聳え立つ姿がかっこいいですね!



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