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キャッシュレス決済でも現金に触れる機会が必要

昨年10月からPayPayを利用しています。
毎月30回かつ、5万円以上決済をすれば、毎回の支払額の1%が還元されて得した気分になります。毎月、どこかしらのお店で還元率アップのキャンペーンをやってるのも嬉しいです。

ただやはり利用していると、お金を使い込んでいる実感がわかない。
支払い時に財布に触り、硬貨と紙幣の枚数を数えて、相手に差し出す機会がないからです。

入金方法もくせものです。当月のケータイ料金と抱き合わせる方法がおすすめされており、試したのですが、スマホの画面を数タッチするだけで入金が完了します。加えて、ケータイ料金はクレカで支払っている。
なのでどうしても安心してしまう。「引き落としは来月だからいいや。ここで数万入れちゃえ。」と。

支払われるお金に触れる・見る機会が無いと、残高が減るたびに上述の心理に陥ります。
そして翌月の引き落とし額やある日の口座残高を見て、愕然とします。

私はこの流れに恐ろしさを感じたため、入金だけはATMでの現金振り込みにしました。
毎月財布から5万円を取り出し、ATMに入れます。さっき手に持っていた紙幣が吸い込まれていきます。
どうしても胸がチクリと痛みます。お金を使い込んでる痛みです。

このちょっとした心痛を体験すると、残高が減ってきても「また万札をつぎ込むのは嫌だな」と思い、次の月まで粘るようになります。すると無用な支払いを控えだすので、トータルの支出額が抑えられます。

サービス利用中のどこかに、支払う現金通貨に触れ、見送る営みを組み込む。
これがキャッシュレス決済と上手く付き合うコツになるのだと思います。

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