【8914】エリアリンク 2020年11月 月次進捗 分析

ハローストレージ稼働状況(2020年11月)|エリアリンク

2019年11月 稼働室数:72,956室
2020年11月 稼働室数:78,319室(YoY +7.4%)

10月から傾向に変化なし。驚きもなく繰り返される成長こそ、最高の好材料自分は成長期待を4%級としているので、この巡航速度で◎。総室数(将来の成長の枠)は増えていないが、総室数の増加ペースよりも「実際に顧客がいる」ことの方が重要。


にしても全く株価が動かないですね。市場はストレージの安定稼働と成長については、別に驚きもないということ。「市場は、安定稼働と成長を確証した上で、この株価で評価している」ということになります。厳しい評価ですね。

・不動産銘柄全体に通底している安値
・MSワラントを実施した過去の負の印象
・サンセイランディックの株価水準へのアンカリング

などなど、を想像しています。(僕はエリアリンクを選んでいますが、サンセイランディックも割安だと思ってます)

とは言え、僕は

EPSが成長し続ければ、いつか株価は"上がらざるを得ない"

という力学を信頼しています。

(凡庸なペースだが)長い期間のEPS成長が見込める。配当率も高いし、安心して握って待っていられる銘柄です。

今後、株価が動くとしたら、、、

既に業績が出せていて、成長もしていて、2021年度の来期計画もストレージに関してはグッドニュースがほぼ確実です(2020年に買い上げたストレージが利益貢献するのはサプライズでもなんでもない「確実に発生すること」)

でも、株価は動いていない。となると、今後、株価が動くトリガーは以下に絞り込まれていると考えています。

2021年2月上旬の通期決算発表での
・買戻引当金の経過発表
・底地事業の計画発表
・何らかのネガティブサプライズ(増資関連)。

2020年12月期決算報告は、業績よりも上記の内容が重要。

この発表を恐れているから買わない。もしくはこの発表を確認してから買いたい。

この発表が市場の期待に答える内容であれば、株価が動くと考えています。市場が何を期待しているか分からないので、上がるか下がるかは、分かりません。

ただし一つわかることは、「この発表を経過して尚、株価が動かないとなると、長旅になる」ということ。

長期ホールド上等なのですが、今回は、ポートフォリオ全体でのキャッシュポジションが残弾数ゼロになりそう、という個別事情があります。なので、決算後にも株価が動かなければ一旦フル投資を解除することも選択肢に入れておきます。

僕にとっては、良い発表になると予想しているので、尚更一秒でも手放したくないんですが、、、。まぁ、まだ先の話。2月までにポートフォリオの状況も変わっているかもしれないし。

エリアリンクに対する今後予想や、想定シナリオは以下記事。

投資判断

ホールド フル投資継続 2600株 @850

参考

Evy式適正株価算出投資法での、最新の適正株価です。

適正株価:1648 = 基準PER16*確約EPS103

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