【8914】エリアリンク 適正株価修正

下記の決算分析を経て、Evy式で適正株価を修正します。

懸念事項の確認もしたので追加リンクしておきます。

修正前

適正株価:1134 = 基準PER14*確約EPS81

修正後

適正株価:1648 = 基準PER16*確約EPS103
実際株価:943 【20/10/29】
割安率:43%
基準PER:16 = 6+2+2+2+0+2+2+0
ビジネスモデル:+2
財務指標:+2
競合優位性:+2
業績安定性:0
成長KPI:+2
成長期待:1 → +2 
その他:-1 → 0
確約EPS:81 → 103

投資判断

ホールド フル投資継続 2600株 @850


以下、修正箇所の説明

確約EPSの修正

確約EPS:103 岩盤となる営業利益の積み上げからの概算

この記事に書いた通り、岩盤の営利が

ストレージ運用営利:19億
その他ストック営利:4億
固定費による営利下げ:-12億
底地ビジネス:7億(直近はもっと出るだろうが確約できるのはこのぐらい)

の合計18億から、ストレージ運用営利が5億増えて、合計23億となった。

たまたま、当初会社予想の営利23億(EPS103)と一致。

・会社予想の23億は、底地の皮算用を含み、ストレージ成長を含まない予想。
・自分の確約23億は、底地の皮算用を差し引き、ストレージ成長を加味。

とはいえ、EPSは103なので、これをそのまま使わせていただこう。

成長期待

+1 → +2 CAGR2%級 → CAGR4%級

「さすがに鈍化して5%成長の継続は無理」という印象での+1評価だったが、市場や競合企業の規模を調べると、市場の過去11年のCAGRは8%級。これが鈍化するとしても、「+2%がせいぜい」という印象は、定量的な数字と乖離が大きく、裏付けのない印象論になってしまっている。

しかも、5%成長で+2ではなく4%成長で+2とするように成長評価ルールを変更したから、昔よりも+2評価の心理的ハードルは低い。

「ストレージ市場は4%級の成長が長らく続く」これを信じよう。これでも過去8%級から見れば過小評価。

その他PER評価

-1 → 0 買戻損失引当金問題を評価影響から外す

今回決算で、問題収束に自信が持てた。イレギュラーな評価-1を外す。

メモ

決算後夜のPTSで決算直前の終値下回ってますね、、、えええ信じられねぇ。何を期待してたってことなの???

もう一段買いましていいかも。

追記

その後の通期決算の分析





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