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実はあれもプロデュース、これもプロデュース。そのプロデュースの定義って?!

こんな質問を受けました。
プロデュースやプロデューサーって
どんなことをしてくれるですか?

私の考えでは、
プロデュースは課題を解決するためのものと考えます。
そう考えると
プロデュースの仕事もワクワクしてきます。

今では、プロデュースも企画も
私にとっては同義語に近いかもしれません。

プロデュースはたくさん携わっている私ですが、
私自身もプロデュースを勉強として学んだことは
ありません。

どういう意味では企画アイディアと同じかもしれません。
企画もイロハの何かを学んだことは一度もありません。

ただ、仕事で企画が常に近くにあったので、
そのスキルを必然的に学ばざるを得なかった、ということです。

では、そのプロデュースとは何か。
私はプロデュースの作り方
とかプロデュースの書き方
といった本を一冊も読んだことがありません。

あくまで私の考えということになります。

プロデュースとはつまり、
シンプルに、こういうことだと思っています。

何かに困ったり、誰かが困ったり、
どこかで問題が起きていたり、
ちょっと気になることがあったりしますよ?

そういう課題を見つけて、
そこに答えを提供していくこと、

もっというと、問題解決
です。

もっとこうすればいいのに、
という周りを巻き込み提案をすることです。

要するに課題解決だ、ということです。

企画=課題解決
プロデュース=周りを巻き込んでの課題解決
という定義です。

プロデュースはいきなり
何かを求められるものではありません。

課題があってから
その課題を解決するためのもの、なのです。

例えば、化粧品のネット通販を企画し、
プロデュースしていきます。

私は、コンサル先のクライアント様から
1万円弱の洗顔を10億円売って欲しいと
いう依頼をプロデュース案件として受けました。

かつてインターネット通販の洗顔分野に
おける化粧品の相場は、1万円弱どころか
1000円前後です。

その10倍以上の単価を上げて販売
するには、相当な覚悟が必要となります。

当時は、明確な企画意図がありませんでした。
『洗顔分野』化粧品で1万円を出す女性は、
ほとんどいません。

一体どのように問題を解決したら良いのかを
暗中模索しました。

考えても当然無理なわけで
すぐにお客様になりそうな見込み客や
既存のお客様にアンケートをとって
気付きがありました。

時間がないので短時間で終えたい
洗顔だけじゃなく保湿も必要と思っている
オールインワンとの明確な違いが欲しい

ということが分かりました。

どうでしょうか。
このような課題があって、それを解決するための
コンセプトということになります。

小難しく考える必要はなく、お客様の声を
どんどん平って課題を見出すことが
第一の腕の見せ所となります。

これが企画です。

問われているのは企画の前に
課題を明確にすることです。

周りを巻き込むメディア系の話は
その後です。

まったくのゼロからコンセプトを発想するのは
簡単なことではありません。

では、こんなふうに課題
を考えてみたらどうでしょうか。

・他社が言っていない部位はどこか
・他社が言っていないターゲット世代はどこか
・他社が言っていないカテゴリーは何か
・他社が言っていない成分は無いか
・生活シーンで困っているのは、どんな場面か
・家庭ではどういうことに困っているのか
・職場ではどういうことに困っているのか

など、
どうでしょうか。これ、十分に企画
の切り口になります。

このように順番に
企画の切り口を探して問診を
していきます。

お客様の「課題」から考えてみる
ことで突破口が必ず見つかります。

こうした課題から発想してみたら、
どうでしょうか?

問われているのは、課題なのです。
プロデュースの第一歩の企画
などと難しく考えることはありません。

要するに、課題解決する方法と考えてください。

前述の事例は、
たった10秒のエイジングケア
というキャッチフレーズを手にして、
・「電位」に着目したエイジングケア
・販売個数130万突破を
武器にしてコンセプトを
作りました。

インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos