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購入しない抵抗心理の壁(機会・効果・効能の壁の突破)

前回から2回目以降購入しない
人間の抵抗心理の5つの壁についてお伝えしています。

4つ目は機会(チャンス)の壁
5つ目は効果・効能の壁の突破

です。

4つ目の機会(チャンス)の壁

人間は、意識、無意識にかかわらず、
認められたいという欲求があります。

つまり、無視されることを極端に嫌うわけです。
つまり、お客様に対して、事業者は、
しっかり機会を提供することは必須です。

私のクライアントで、次のような事例がありましたのでご紹介します。

バイリンガルになるための英語教材を販売されている経営者で、
通常はメルマガの発行とアフィリエイト
(自分のサイト(プログ) )で広告主の商品や

サービスを紹介することで、
成果(ユーザーが商品を購入するなど)が上がった場合に

報酬(広告収入)を受け取ることができる
仕組みをメインにビジネスを組み立てています。

そのクライアントのお客様を分析した結果わかったことがあります。

それは、関連商品を購入するお客様は、
何と自社から購入しているのではなく、
アフィリエイトサイトから購入しているという事実が発覚しました。

しかも、アフィリエイターに対する費用を
発生させて利益を圧迫する中で関連商品を
購入してもらっているわけです。

これは、適正なタイミングでメールでの販促をしていないため、
結果的にはお客様は購入する機会(チャンス)を失い、
どこから購入したらよいのかわからなくなりました。

結果的にはアリフィエイターから
購入しているという皮肉な結果につながりました。

あなたの商品やサービスも、このバイリンガルの
英語教材のようにならないために、
機会(チャンス)を提供する義務があることを忘れてはいけません。

ちなみに、金額換算すると、1カ月で約400万円相当を損していたのです。
考え方としては、顧客(あなたに)対して100%お約束の機会をコミットメントできることは何ですか?

例)問い合わせは365日24時間対応を受け付けます。
例)SNSのファンの集いで自分の意見を述べることができる環境を提供する

5つ目の効果・効能の壁の突破

現在でも、広告で煽って購入を促進するケースで多く
トラブルが発生しています。

商品そのものに効果・効能が感じられないケースです。

特に効果・効能は、薬事法の法的許容範囲
(リーガルチェック)があるため、「〇〇に効く」と
煽ることは難しいのはもちろんですが、

ましてや体感レベルでも変化を感じられない場合は、
その時点で厳しいでしょう。

商品やサービスを開発する前には、
必ずモニターアンケートを実施し、
実際の使用感や効果・効能的な
変化を確認することをお勧めします。

売る前に商品やサービスを愛しすぎる
事業者の方が多いですが、売れるまでは決して
商品に対して愛情を注いではいけません。

お客様を真摯に受け止める心を見失い、
企業側の視点のみで商品が企画されてしまいますので、
気を付けてください。


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