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独自の価値提供の具体的な作り方とは

独自の価値提供を言語化して作成するビジネスモデルキャンバス
ですが、その具体的な作り方は割愛されています。

価値を言語化するにあたり、15の付加価値に分解すると良いですよ
とコンサル支援サービスではお伝えしています。

また、その具体的方法を教えて欲しいという問い合わせもあるので
年末の棚卸を含めて事例紹介をしながらお伝えします。

競合分析も使えます。

まずは、競合の販売サイト特に(LP)を分解することから
初めてください。

なぜなら、集客できる商品がフロントエンド商品だからです。
よって集客できない商品は、ビジネスモデル的にはフロントエンド商品とは呼びません。

ここでは競合調査の一例として
ベースフード(食のD2Cブランド)を例に挙げます。

・新規性
完全栄養パン
・歴史性
グロース市場への新規上場が承認された
・機能性
33種類の栄養素がオールインワン
( 26種のビタミン&ミネラル、約30gのたんぱく質、約6gの食物繊維など )
・価格
初回20%オフで解約条件がない
・限定感
パン8袋&クッキー10袋セット
・気づき
1日のうち1食を置き換える
・評価
食を置き換えるだけで抜群の栄養バランス
・人気
フォロワー4.7万人
・感動
ベースフードライフ
・実績
AmazonのTV CMで、BASE FOODが取り上げられました。
・不安
パンは太るというイメージがある
・解決策
糖質控えめなのに理想の栄養バランス
・期待感
栄養のインフラ
・比較
健康的なダイエットにぴったりなパン
・疑問
ダイエットの悩みは栄養のバランスにあるのか?
こちらの「・」にあたる項目が15個準備しているので
15の付加価値と呼んでいます。

エクセル表で管理するとわかりやすいです。
そして、LPをみながらあなたがここに該当するなと
思ったところに分解していきます。

明確な基準がなくても最初はあなたが感じる基準と用語がマッチ
している部分に落とし込んでみてください。

ステップ1
競合調査から15の要素に分解する
競合調査は直接競合・間接競合とも調べる
ビジネスモデルが同じものも含まれるので、
ピンポイントの製品やサービスに囚われていけません。

ステップ2
プロダクト5層モデルをベースに15の要素に分解する
単純に転記するために分解するつまりで作業する方がうまくいきます。

注意点としては
転記の段階では実現可能か否かは精査しないこと。
可能性は残すけれども、自社のリソースになければいけない

ステップ3
自社と他社の15の付加価値を1枚にまとめて自社が勝てる軸を決定する
結果、ポジショニング(XY軸)にする
つまり15の付加価値の2つを残すようなイメージになります。

競合調査には何個ぐらい見ればよいですか?という質問もよく頂きますが、
直接競合・間接競合・オフライン・オンラインで
最低でも4つ以上あると良いかと思います。

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