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10秒でわかる味の素の凄さの秘訣【まとめ】

10秒でわかる味の素から見える強みを
考えてみると、かなりのヒントがわかります。

味の素は世界初のうま味調味料「味の素」を販売しています。

以降、一貫してアミノ酸を通じた
食品・ヘルスケア・電子素材の事業を展開しています。

「ほんだし」、「Cook Do」など強い食品ブランドを多数持ち、
日本では5,000億円ほど、アジア・アメリカそれぞれで3,000億円ほどの売上
があります。

直近の純利益は757億円。
従業員一人当たり純利益は221万円。(22年3月期)

味の素は、うま味物質の発見を起点に、
グルタミン酸の加工利用や他アミノ酸の
用途開発などで事業を拡大してきました。

アミノ酸のはたらきで食習慣や高齢化に伴う
食と健康の課題を解決し、人びとのウェルネスを共創します
味の素 HP「ビジョン」より

その背景で一貫した考え方は、
「アミノ酸のはたらきで食と健康の課題を解決したい」という志です。

このビジョンの実現のために
2つのアウトカムを定めています。

2030年までに、10億人の健康寿命を延伸します。
2030年までに、事業を成長させながら、環境負荷を50%削減します。

企業のビジョン・ミッションが
お題目的になりがちな中、アニューアルレポートで
数値ベースに自社のミッションの進捗&在り方を
社会に明示している姿は素晴らしいにひとことです。

味の素は、アミノ酸の発見を起点に、
グルタミン酸の加工利用や他のアミノ酸の
用途開発などで事業を拡大してきました。

この取り組みは、食と健康に関する課題を
アミノ酸のはたらきを通じて解決したいという一貫した志に基づいています。

味の素は、その使命を明確にし、
数値ベースで自社のミッションの進捗と在り方を
アニューアルレポートに明示することで、
社会への貢献を示しています。

この姿勢は評価に値し、企業としての強みを
一層発展させる基盤となっています。

味の素は、2021年4月1日付で食品事業本部内に
Z世代事業創造部を新設すると発表しています。

Z世代の価値観や真に求めているものを追求し、
「食と健康の課題解決」のための価値提供を行う
事業創出をグローバルに加速するためだとのことです。

なお、Z世代事業創造専任部署の設置は、
食品業界では日本初とのことです。

しかも、渋谷スクランブルスクエア15階の
共創施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」
をベースとして活動しています。

Z世代と繋がりの強いスポットを拠点にしており、
スタートアップや大学等と新たな価値を共創することで

事業化を推進し、Z世代向け新製品また新サービスを
上市する予定とのことです。

ここからわかることは決してブレない
うま味物質の発見を起点に、
アミノ酸の用途開発のコアに力を注ぎ続けていること
だと思います。

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