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顧客体験を最大化にするD2Cブランド設計法【VOL7】

顧客体験を最大化にするD2Cブランド設計法
最後に第4章では、さらに具体的な
「D2Cブランド設計法」について解説していきます。

本題へ

1つ1つは細かい配慮・工夫ですが、
ECサイトを使ったD2Cでは
細かな配慮が行き届くかによって、売上にも大きな差が生まれます。

具体的な手法としては「PNP設計法」が有効です。これは
・プロダクト
・ネーミング
・パッケージ

の頭文字を取ったもので、
D2Cブランドを販売するには、
この3つをしっかり設計することが大切です。

それぞれ順番に解説していきます。

プロダクトはどのようにして作る?
まずはじめに設計するのはプロダクトです。

プロダクトが決まることで、適切なネーミング
やパッケージを考えられるからです。

プロダクトを設計する時に大切なのは、
以下の3つをかけ合わせるです。

1:自社ができること
2:世間から求められていること
3:やりたいこと

1については、これまでの経験や実績が評価されます。

例えば「これからラーメン屋を始めます!」
という人と「これまで有名ラーメン店で10年店長をしていました!」
という人では、後者の人が作る
ラーメンの方が美味しそうな気がしませんか?

ビジネスも同様で、
自社の信頼に足る商品を作ることが大切です。

2については、まだその問題が解決できていない、
もしくは解決手段が少ないものを選びましょう。

例えば「体が疲れている人に向けて、
マッサージ店を開こう!」と思っても、
すでに町中にはたくさんのマッサージ店があります。

もしマッサージ店をやるなら他社との差別化を図り、
未解決のニーズが満たせることをアピールしましょう。

3については、自社ならではの
ストーリーを届けることが大切です。

例えば幼い頃から難聴に悩んでいた人が
「使いやすい補聴器を開発したい」と言ったら、
どこか力強いストーリーを感じませんか?

「使命感」「自社ならではのやりたい理由」
をアピールすると、顧客の心に刺さるPRができるでしょう。

ネーミングを売り方に連動させる
プロダクトができたら、次はネーミングを考えます。

ネーミングはとても大切で、ネーミングによって
顧客から覚えてもらえるかどうかが
大きく変わるからです。

実際に主観やなんとなくでつけられた
ネーミングは、マーケティング的に
失敗している事例がほとんどでした。

ネーミングのポイントは
・コンセプトが伝わる
・短い
・シンプル
・覚えやすい
・競合他社と似ていない

です。

必ずしもすべて当てはまっている
必要はありませんが、これらの視点を持って
ネーミングをつけるように意識しましょう。

例えば「ハッピーターン」というお菓子は、
日本が不景気だった頃に、幸せ(ハッピー)が
戻ってくる(ターン)ようにと思いを込めて開発されたものです。

これは上記5つの条件をすべて
満たしたネーミングといえるでしょう。

またネーミングが決まったら、
すでに商標登録がされていないか
商標審査を行うことも必要です。
次回をお楽しみに
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