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時代の流れをシッカリ押さえていくことが重要!

デジタルコマースでは、どのような市場に
展開するかも重要な判断ポイントとなります。

大規模企業と小規模企業では戦略は異なります。
大規模企業の場合は、商品開発力や資金を生かし
ブルーオーシャンに飛び込めます。

つまり、自社で市場を作っていくということです。

例として育毛シャンプーの「スカルプD」があります。

スカルプDが売れた理由は、従来の製品とは違い、
頭皮を「洗う」ことにフォーカスしたことです。

それまでシャンプーは、髪の毛を洗い清潔にするための商品でした。

スカルプDはこのシャンプーに「育毛」
という役割を持たせた新しい商品分野を開拓したわけです。
当時は、男性の頭皮を洗う市場はありませんでした。

一方、商品開発力や資金力の乏しい小規模企業・店舗の場合は、
レッドオーシャンに飛び込んでいくのが基本です。

すでに一定以上の規模がある市場に参入し、
自社ならではの専門性や特徴、
尖ったコンセプトを打ち出してシェアを獲得していきます。

悩みや問題に特化した商品はこの戦略にフィットしやすいといえます。

例えば化粧品で、ニキビに特化した商品が
すでにいくつかの企業から販売されていたとします。

そのような市場において、ただ「ニキビに効く」商品を
売るだけではシェアを獲得できません。

しかし、「顎ニキビ」や「背中ニキビ」など
特定部位に特化した見せ方をすれば、
顧客の悩みに寄り添っているので注目されやすくなります。

大手の化粧品会社が掲げていない、
より絞り込まれた専門性にフォーカスしていくかたちです。
これらは1つのアイテムで10億を超えています。

こんなリアルのオフラインの事例もあります。

ティップネスは肩こり専門のパーソナル
トレーニングプログラム「TIPNESSカラダのメンテナンス-肩コリ-」
を2021年1月からスタートしています。

ティップネス、ティップ.クロス TOKYO、
ティップネス丸の内スタイル、
ティップネス日本橋スタイルの各店で提供しています。

コロナ禍におけるテレワークの普及などで
肩こり解消のニーズが高まったことを
背景に同プログラムの提供が始まりました。

時代の流れや時流をシッカリ押さえています。

肩こりを一時的に治すのではなく、
肩こりを運動学の観点から分析し
「肩こりを起こさないカラダ」になるためのプログラムを開発されました。

実際に提供するプログラムは「目のピント合わせ」
のエクササイズや、体の反射機能を活用した

筋肉のコンディショニング調整、
肩こりを起こさない体の動きを習得する
といった内容になっているようです。

インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos