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サブスクで有名なビジネスモデルのリピートシステムの根幹とは

サブスクで有名なビジネスモデルの根幹は
リピートシステムによることは理解されているかと思います。

リピートシステムは単にツールだけではなく、
考え方やその考えに応じた設計図全体も入ります。

全体設計図は、1・3・2の法則に応じて設計します。

その設計図を作成するにあたり
他にも体験価値・相談窓口・年間のリピート率
グットマンの法則の活用があります。

まず1・3・2の法則とは
一人の顧客に対して1か月以内に3回、2回違うオファーを
すると購入してもらうやすくなるという法則です。
なぜ、1か月以内に設計するのかと言いますと、

・1時間後には56%忘れる
・1日後には67%忘れる
・31日後には79%忘れる
も忘れると言われている忘却曲線によるものです。

忘れていることを前提に意識して購入に自動的に導く仕組みを
作ってみましょう。

次に、グットマンの法則とは
顧客のクレーム(苦情)と再購買行動には
相関関係があることを示した法則です。

つまり、できるだけ早い段階で
クレームや問い合わせについて真摯に向き合い
改善してくださいということです。

そのために相談窓口を準備するのは得策です。
全体設計図は、忘却曲線に応じて設計し、
お客様からのクレームや問い合わせには速やかに真摯に向き合う
ことで忘れられるのを防ぐのです。
そのやり取りの中で価値を伝えていきます。

その価値には大きくは5つに分類される体験価値があります。
①感覚的なもの
②創造・認知的なもの
③身体的なもの
④組織から得られるもの
⑤情緒的なもの

それぞれの具体例は
・観光地で綺麗な景色を見ること
 動物と触れ合う体験です。
・陶芸体験のように実際に作るものや
 ゲームなどで思考するといった体験です。
・ジムでの運動を楽しむといった体を使った体験です。
・情報交換や コミュニケーションができるという体験です。
・商品や企業の誕生ストーリーに感動するといった体験です。

このような体験価値を意識して
お客さまにどのような体験価値を
得ていただくのか?を
考えていきましょう。

最後に年間のリピート率とは
新規顧客のうち、商品・サービスを再度購入してくれる顧客が
どのぐらいいるかを表す指標です。

【リピーター率=1年間のリピート顧客数÷1年間の総ユニーク顧客数×100】
が式になります。

しかし、スタートアップのタイミングでは
分からないので残存率を見ます。

2回目の残存率が87%以上であれば
年間のリピート率が60%以上になる可能性が高くなります。

この2つは相関性があると言われています。

リピートをしっかりしていただける
仕組みをつくることで
ビジネスは安定していきます。

ですので、ここは必ずしっかりと構築していきましょう。

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