価値観がますます多様化する社会を受け止める支援サービスとは？

デジタル庁の創設にともない
ECからDigital Commerceへ加速していくと
考えます。

このデジタルコマースを敢えて定義すると
モノコト体験販売になります。

その背景として５G時代の幕開けだけではなく
新型コロナウイルスの影響があり、
非接触型の販売が推奨された結果、
よりデジタルコマースへの移行が後押しされたのです。

また、５Ｇの普及によってデジタル技術が向上し、
身近な私たちでさえも新しいデジタル技術に
触れられるようになっていくはずです。

これまでの価値観が再認識されたことや
見直しが入ってきた時代です。

まさに、前例主義、既得権、権威主義の徹底打破です。

どのような産業でも価値が見直され、
体験型の価値が上がりつつあります。

メイドインジャパンそのものの見直しが
今、改めて行われているのです。

例えば新型コロナウイルスに
よって増えてきた「リモートワーク」です。

フリーランスや副業としてのリモートワーク、
在宅業務というのはこれまでもありましたが
大企業では主流ではありませんでした。

また本社を地方へ移転させたり、
満員電車に乗らないように推奨したりするのも、
これまでの価値観では注力されていなかった部分です。
このように新しい価値が注目されてきています。

10月1日から東京都も
宿泊代金が最大35％割引になる
Go To トラベルキャンペーンが加味されます。

旅行業界では海外のお客さまが
いなければならないという
価値や概念がありました。

しかしながら、星野リゾート代表の星野社長が、
この「マイクロツーリズム」というキーワードを
発信することで、国内旅行が注目されるように
なりました。

その結果、国内のお客様に向けたサービスの
価値が見直されてきました。

今日ではまた地元での観光も注目されています。

海外旅行が難しい現代だからこそ
国内に目を向けていこうという動きが
新しい価値として注目されています。

例えば、新しい価値として挙げられるのが
バス旅行会社の企画として、

バスガイドさんが旅先を録画したものを
オンラインで提供するサービスをはじめました。

気軽に旅行へ行けない状況ですが、
バスガイドさまの案内をオンラインで

配信することで
家にいながらも旅行気分が味わえます。
またグーグルアースを利用して
海外旅行気分を味わえるような
サービスもあります。

オンライン上での旅行体験が行えるのです。

またただ一人で見るのではなく
バスガイドさんがいることで、
新しい発見や楽しみが生まれます。

そのほかにも、緊急事態宣言下では、
京都の舞妓さんと直接触れ合うのではなく

ＺＯＯＭの無料通話システムを
活用しお酒を飲んだり芸事を楽しんだり
できるサービスも生まれました。

今は会いに行けないけれど、
こういった活動により体験を通して
リアルでの来店に繋げていたのです。

またコロナが関係していなくても
画面を通した気軽な体験により、

実際に来店してみようという
お客さまも増える試みだと私は思います。

芸者と遊ぶという敷居の高さなど
イメージ払しょくにも繋がります。

このように、
・全てが集まる東京が一番良いという価値観
・会社に行くのが良いという価値観
・都会に住むのが普通という価値観
・経済的成功が、人生を満たすという価値観
はもう変化していることを理解することが
大切ですね。