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ファンベース理論にあるファンになるまでの4ステップとは?

ファンを増やすには、継続的な対話が必須になります。
ユーザーは、どのようにしてファンになっていくのでしょうか?

ファンベース理論にあるユーザーが
ファンになるまでの4ステップがあります。

そのステップは
1「共感」:企業や商品が大切にしている価値観にユーザーが共感する
2「愛着」:特別な愛着を持つ
3「信頼」:この企業や商品は自分の価値観に反することはないと信頼する
4「熱狂・無二・応援」:価値を共有する仲間として応援する・唯一無二であると考える
です。

このように、ファンになるにはいくつかのステップがあります。
このステップについて解説します。

「共感」から「愛着」の段階では、企業主導の対話が鍵になります。
企業が発信する価値観や、商品が作られたストーリー
社員の思いなど商品の背景からユーザーが
その価値観に共感し愛着を持ちます。

一方、企業はファンの声を丁寧にすくい上げることで、
ファンがなにに共感しているのかを発見することができます。

「愛着」から「信頼」の段階では、
ユーザー主導の対話が重要になります。

ファンは同じ価値観の人と、商品やブランドに対しての
思いを共有することで、愛情が強くなります。

また、ファンは他のファンの声にリーチすることで、
自分の商品や企業に対してファンであることに
自信を持つようになります。

このように同じ価値観のユーザーと共感し、
自信を深めることでファンは強くなります。

そうして、最終的にファンは、
一部の企業活動を担ってくれるようになります。

このユーザーがファンになるまでのステップを
進めていく上で有用なのが、ファンコミュニティです。

コミュニティ内で、ファンの育成の大部分を完結できるのです。

対話の時点からユーザーと企業の距離が近く、「身内」
のような感覚になり、ファンは自ら企業に
協力してくれるようになるのです。

コミュニティサイトとSNSはどのような違いがあり、
実際にファンをつくる時にはどのように使い分けるのでしょうか。

SNSでは他の人の目を気にしてしまう人も多いのが実態です。
SNSは公的な人格であることが多く、
自分が偏愛しているものを100%表現するのは難しいでしょう。

そのため、UGCの取りこぼしが起こる可能性があります。
しかし、SNSがファンの獲得にふさわしくないというわけではありません。

新規顧客獲得や、拡散性においてはSNSが優れています。

一方、同じ価値観を持つ人が集まるコミュニティサイトでは、
コアなファンへの情報発信や偏愛の共有が積極的に行われます。

このように、コミュニティサイトはロイヤリティの向上、
密な関係の構築、活動の設計や帰属意識の醸成という点
でメリットがあります。

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