ブランド・エクイティー・ピラミッドの4ステップ分解法とは?
顧客が定着するまでにはフェーズがあります。
定着を見える化するためには
フェーズごとにアクションを設計する必要があります。
本題へ
企業にとって、自社の商品やサービスを
定期的に利用してくれるような
定着ユーザーを増やすことは重要な
マーケティング活動です。
今回は定着ユーザーを
育成するにはどのようなアクションを
起こすべきかを考えていきます。
ヒントになる概念は、ブランドエクイティピラミッド
です。
ブランドエクイティピラミッドとは、
顧客がサービスを利用開始してから
定着化するまでのインサイトや体験を
左脳的ルートと右脳的ルートの両軸
で捉えたものです。
やや難しいので、もう少しかみ砕いて説明します。
最初のステップ:
サービスを認知する
まだサービスを利用する前の段階です。
顧客はWEBやアプリストア、WEB
などに触れてサービス概要を理解しています。
このようなタッチポイントでの
訴求内容から受ける第一印象や
自分にとって役に立ちそうなのか
といったポイントで評価されます。
その結果、利用するか否か
ユーザーが判断しています。
この段階の顧客に対して取るべきアクション
ターゲット層に効率的に
アプローチできそうなタッチポイントを選定します。
どのような人にどのような利点があるのかを
ポイントを捉えてわかりやすく訴求します。
よい第一印象を与えることができるよう
サービスイメージに最適なビジュアルで
アプローチすることが大切です。
2番目のステップ:
サービスを体験しながら理解を深めていく
ミーティングの段階です。
初期利用によるサービス理解や評価する段階です。
顧客はサービス利用を通して、
どのような価値が得られるのかを
体験しながら理解しています。
ここでは、性能や機能が自分にとって
利用する意味があるか
利用したときの印象をもとに、
引き続きサービスを利用するかを判断しています。
この段階の顧客に対して取るべきアクション
チュートリアルの動画で基本機能の使い方を
理解しやすくする体験設計します。
初期利用インセンティブを与えるなど、
如何に初期利用でサービス
のコアバリューを体験させるかが大切です。
3番目のステップ:
定期的な利用からサービスを評価する
レスポンスの段階です。
定期的な利用からサービス
のことを評価する段階です。
顧客は何度かサービスを利用していくことで、
長期的に継続利用していくか
否かを評価しています。
ここでは、「便利・役立つ・安心」の機能的
にポジティブな印象や、
「信頼・期待・好感」
のポジティブな印象
を得られるかによって
長期的に利用していくかを判断しています。
この段階の顧客に対して取るべきアクション
最後のステップ:
強いメリットを感じ毎日意欲的に利用します。
リレーションシップの段階です。
顧客がサービスに強いメリットを実感し、
毎日意欲的に利用する段階です。
つまり定着化ユーザーになった段階です。
この段階の顧客に対して取るべきアクション
この段階まで到達した顧客は
アンバサダーとして新たな顧客を
呼び込みサポートしてくれる可能性があります。
詳しくは、こちらをご覧ください。
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