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【日記】Return of the Obra Dinnはじめた

なにもかもわからない

こんにちは! わたし保険調査員のひたちえぼって言います。こっちは旦那さんの天狗。さて、時とところは1807年のイギリス。何年も行方不明だった東インド会社のオブラ・ディン号っていう商船が帰ってきたから、仕事で船の損害査定をすることになったんだけど、船はあちこちボロボロだし死骸だらけ。おまけに支給品の時計は死者の残留思念を見せる不思議な時計だったからもう大変! 60人もいた乗員乗客はどうしちゃったの?!

moonを中断してまで旦那さんと遊んでいるReturn of the Obra Dinn、めっちゃ面白い。

船という空間で、60人の乗員乗客はいかにして死んでいったのかをセリフや状況から推理していくゲームです。犠牲者の身元、あとはミステリの5W1Hでいうwhoとhow(事故死の場合はhowのみ)を埋めて、3人分の特定に成功すると安否が確定していくので、それを全員分やっていきます。

今は9人の安否が確定したところで混乱してきたので、状況を整理しようと奮闘し始めました。メモがいる。やっと分かった。

大変なんだよお。もう手元の情報が頭で処理できなくなってるんだよお。

大変にしている原因はざっくり2つ。1つは謎解きの仕組み、もうひとつはカットアップ形式であること。

このゲームは、探偵もののように物証や証言からロジックで解くタイプではなく、数多の死の状況を何度も見直して手がかりを見つけ、マッチングさせていくタイプです。Twitterでも言及されていたけど、ピクロスとか数独に似ている。例えば「今調べている被害者は別の事件で◯◯(役職名)と呼ばれた。よって見た目と役職から類推してこの人が被害者! めっちゃ出血はあるけど死因はまだ分からん!」(ネタバレ防止のフェイクが入っています)って感じ。

カットアップとは作中で支給される不思議な時計「メメント・モーテム」の見せる残留思念のこと。遺体は船内にいくつか転がっているけど、いつ亡くなったかはメメント・モーテムで過去を見ないとわからない。例えば、近いところに遺体が二体あるとする。メメント・モーテムで見ると、それぞれ異なる日に起きた異なる死、なんてことがしばしばある。

メメント・モーテムによる残留思念の映像はCSIシリーズのように停止した時間の中を歩き回れる感じのもので、被害者が亡くなった瞬間、そこに誰が居合わせて何が起きていたのかをくまなく探すことが重要。

そうこうしているうちに「Aさんの残留思念を見ていたら、Aさんの直前に死んだ誰かいる」状況になってきて、情報の整理がつかないまま過去視の過去視の過去視をするハメになり、「ウワーッまた死んでる!」「今度はなんだ!」という悲鳴をあげながら、遺体と向き合うことになる。

これらが組み合わさると、未整理の情報を60人分抱えて、何万通りの組み合わせから正解を導かねばならないという状況になる。そしてこの記事の冒頭に戻る。

なにもかもわからない。こんがらがってしまった。これは完全にわたしと旦那さん側でのミスなので、もっと記憶力のしっかりした人はしっかりやれると思います。

わたし共はメモを取りながらまた取り掛かって行こうと思う。

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そんなわけで隙間時間にこれまでの情報をまとめ始めました。保険調査員の誇りにかけて絶対見つけてやるから待ってろよ……