【ゲーム】untitled goose game
untitled goose gameがSwitchで出たので買った。もともとmoon買う用にチャージした5000円が余ったのと、3割引だったのと、Twitterで見かけたプレイ動画がめっちゃ可愛かったからだ。
まず、プレイヤーはガチョウだ。物をくわえたりつついたり、鳴いたり、走ったり、羽をバサバサできる。小さな村の中を我が物顔でポテポテ練り歩き、農園の主人や露天商のおばさんを困らせる生き物だ。ガチョウ禁止の看板を立てられても、もちろん無視して人の持ち物をふんだくって放り捨てる、イタズラをやりたい放題だ。
そういうゲームがuntitled goose gameです。ジャンルは、ナントカシミュレーターとかではなく、アクションパズルに近いかな……という感じ。
ガチョウは、各エリアでTodoリストを参照してアレコレやる。一定数達成するとゴールのミッションが追加されるので、それをクリアすると次のエリアに行く扉がなんらかの形で開く。それを繰り返して迷惑なガチョウとして闊歩するのだけれど、ガチョウはやがて「Aを操作するとBがやってきて、結果的にTodoのCが達成される」というように、因果を操るため走り回ることになる。
Todoの解法は幾つもあり、たとえば「だれかを濡らす」というTodoがあるとする。近くには蛇口、ジョウロがあり、遠くに池がある。ガチョウは良きタイミングで蛇口をひねっても良いし、大事なものを池に投げ捨てて、池にざぶざぶ入って拾わせるよう仕向けても良い。ただし、基本的にノーヒントなので、とにかくガチョウを動かして人間の反応を見ることが大事。人間、みんなユーモラスで可愛いやつらだよ。
なにより、ガチョウがひたすら可愛い。
庭のガチョウに成り代わろうとしたり、
電気屋の店頭テレビに映り込んだり、
段ボールに詰まったりする。
これらのガチョウのモーションがほんとうに……かわいい……重いもの引きずると頑張ってるサインが出るのとても可愛いんですよ。かわいいのにはた迷惑……
今は酒場でおじいちゃんに尻餅をつかせようと戦っているところですが、特にTodo関係なく物を盗んだり引っ張ったりしてしまう。
さて、このかわいいガチョウで好き放題するゲーム、解法はひらめき重点なのでタイムアタック気味にクリアしようとすると難易度お高めで、空いた時間にサッとやるより、「ゲームやる元気はあるがソシャゲの周回からは逃げたい……」っていう時にやる感じ。癒し。
untitled goose game、概ねmoonと同じ金額で買えるので、幾らかチャージした後の使い道に困ったSwitchユーザーにわりとおすすめのやつです。Steamでも出てるのかな……たぶんこういうやつはSteamでも出ていて、きっと楽しいと思います。ガチョウになって好き勝手にビアグラスを叩き割ろう。