1年生 いくつでしょう
1年生の算数は,10までの数をかぞえることからはじまります。
教科書にははじめは絵があるだけですが,そのあと数字の書き方がはいってきます。
1年生の入学時点で,数を数えることができるかどうかはかなり個人差があるでしょう。早い子どもでは2歳から数えられるようになります。ただし,数えることと意味がわかることは別です。この個人差は,保育園・幼稚園・家庭の環境の違い,発達の度合いによって生じます。4月生まれのこどもと3月生まれのこどもでは,この時点では,かなり発達の度合いに差があるのです。
それらの差をできるだけ解消しておくのが,この時点での学習目的です。
画面を開くと,中央に「はじめる」ボタンがあります。
これが読めるかどうかということも,こどもには差があるでしょう。国語の教科書は「あ」からはじまるのですから。ここは「なんて読むのかな」などといわず「はじめる,だよ」とさりげなく教えるのがよいでしょう。
なお,「はじめる」ボタンが表示されていない場合は,再読み込みをしてください。これからずっとそうです。
はじめの10問は,上段に5個までの絵が表示されます。10までの数を,「5を区切りとする」ということが算数教育では行われており,教科書でもそれにならっているでしょう。下に並んでいる数字をクリック(タップ)して答えます。問題文についても,国語で習っていなかったり,まだ読めなかったりするでしょうから、指導者が読んであげるのがよいでしょう。
正解すると左に「つぎへ」のボタンが出ます。
右上には,間違えずにできた問題数○と,間違えた問題数△が表示されます。間違えた場合は,? が表示され,答え直すことになります。
11問目からは5個で区切りではなくなります。10問目までは「5個と,それから」という頭の働きになりますが,11問目からは,単に数える,になります。
21問目からは,絵がばらばらに表示されます。数える順番は自由です。ばらばらのものを数えるのをむずかしいと感じる児童もいますので,ここはじっくりと数えることができるようにしたいものです。
どの場面でも「おわる」ボタンで終了することができます。
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