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Cinderellaでカオスを描く:池田アトラクタ

「カオスCGコレクション(川上博:サイエンス社)」に掲載されている池田のカオス(池田写像)です。(p99)
レーザー光学系のモデルとして池田研介氏によって研究されたものです。詳しくはWeb上で検索できます。
次のページは,係数をインタラクティブに変えられるように,CindyJSで作成したものです。

ジャパニーズアトラクタと同様,パラメータがある狭い範囲のときにアトラクタが現れます。カオスCGコレクションにはそれらのうち,$${a=1.0, b=0.7}$$,$${a=1.0, b=0.8}$$,$${a=1.0, b=0.9}$$,$${a=0.84, b=0.95}$$ の4つの場合が掲載されています。
リンク先を開いて,初期状態として出るのが,$${a=1.0, b=0.9}$$,見出し画像が$${a=0.84, b=0.95}$$ です。
初期値は,原点付近であればアトラクタの形状はほとんど変化がないのですが,ある程度離れると突然発散します。
上記の4つ以外にも,狭い範囲ではありますがすこしずつ形の変わったものができるので試してみましょう。

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