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2年生:時間と時刻:12時間制と24時間制

 旧課程にはありませんでしたが,新課程の教科書に「12時間制と24時間制」が入ってきました。ただし,教科書にはこの用語はありませんし,教科書(出版社)によって異なるかもしれません。
 たとえば,バスの時刻表で,「午前」「午後」がなく,12時以降は13,14,となっていく例が載っています。
 この「12時間制と24時間制」の時刻のいいかえを小学校2年生でやるようになったのです。そこで,現場からの要請で作成したのが次のソフトです。

リンク先を開くとつぎの画面になります。

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問題番号の右に,どちらからどちらへの言い換えかが出ます。
12時間制から24時間制の画面です。はじめはこちらで,以後,交代で出題されます。

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24時間制から12時間制のときは,午前・午後も答えます。

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それぞれ 分までありますが,解答上は分は使いません。しかし,時だけのいいかえより,現実的と考えています。

問題は,0時・12時・24時です。
0時,午後12時のあつかいについて,教科書には次のように書かれています。

 午後12時は24時とも つぎの日の午前0時ともいいます。
                               (学校図書)

したがって,どちらでも正解としています。アナログ時計で育った人は,多分1時になるまでは12時○分,デジタル時計で育った人は0時 ではないかと思います。とはいえ,24時,0時については分をつけないようにしました。
一方,昼の12時についても同様ですが,こちらは分もつけています。午の刻の前・後という意味では,午前12時10分 はおかしいことになりますが,生活感覚としてはそういうでしょう。たとえば、次の問題。

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24時→12時なので,はじめに「午前」「午後」を選びます。望ましいのは「午後0時10分」かもしれませんが「午前」を選んだ場合,「12時」にすれば○です。

※追記
本記事のあと,キーボードでも数字を入力できるようにしました。
ただし,Enter キーを押すと,ブラウザによっては誤作動するので,Enterキーは押さないでください。


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