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【中1英語】Lesson01 単数形と複数形

こんにちは。横山です。ここでは「英文法の基礎の基礎」である「中1英語」を学習していきます。今日のテーマは「単数形と複数形」です。

今日のクイズ!

Q. 「ネコ」を日本語に直しましょう。


いかがでしょうか?

cat は間違いです。

正確には、「英語を話すとき cat では間違い」です。cat のままでは、まだ「使える」状態になっていないんです。

[正解] a cat または cats


人やモノ、出来事にはすべて名前が付いていて、それを「名詞」と呼びます。「ネコ」「キャンディ」「オサム」「神戸」などがそれです。

英語で名詞を「使う」とき、日本語では基本的に意識しない3つのポイントがあります。

① 単数名詞 / 複数名詞
② 数えられる名詞 / 数えられない算名詞
③ 特定名詞 / 不特定名詞

これを学んで初めて「覚えた単語」が「使える単語」になります。

まずは「名詞の使い方」①~③を1つずつ、3回に分けて学んでいきます。今日は「① 単数名詞と複数名詞」です。


単数名詞と複数名詞

英語を「使う」ときは、

ネコ = a cat または cas

とする必要があります。

a cat =1匹のネコ
cats = 2匹以上のネコ

を表します。

画像1

a cat(1匹のネコ)

画像2

three cats(3匹のネコ)


日本語は単数・複数を区別して話すことはありませんが、英語ではしっかりと区別をします。

いくつあるのか「数を意識する」、それが英語です。


単数形の作り方

「ひとつ、1個、1人」など、その名詞の数が「1(=単数)」のときは、名詞の前に a を付けます。a cat のようなカタチを単数形と呼びます。

日本語ではわざわざ「ネコ1匹」「ペン1本」「オレンジ1個」と言うことは基本的にありませんが、英語ではそれを必ず表現する必要があります。
#めんどくさいね

日本語は「1匹」「1本」「1個」という数え方がありますが、英語は全部 a でOKです。ただし、orange(オレンジ)のような、名詞の出だしの発音が母音(「あいうえお」に近い音)のときは an になります。
[例] an orange(オレンジ1個)、an egg(たまご1個)

母音から始まる単語の単数形に an を付けるのは、そのほうが言いやすいからです。
#a apple という母音の連続は英語では言いにくい


練習問題1

次の日本語を単数形で表しましょう。
(1) 車
(2) 本
(3) タマネギ
(4) 腕時計
(5) 図書館
(6) 葉っぱ
(7) 子ども


[解答]
(1) a car
(2) a book
(3) an onion
(4) a watch
(5) a library
(6) a leaf
(7) a child


複数形の作り方

「2個、3人」など、その名詞の数が「2以上(=複数)」のときは、名詞の語尾に s を付けます。cats のようなカタチを複数形と呼びます。

複数形の作り方にはパターンがいくつかあります。下の表でチェックしましょう。

画像3


練習問題2

次の日本語を単数形で表しましょう。
(1) 車
(2) 本
(3) タマネギ
(4) 腕時計
(5) 図書館
(6) 葉っぱ
(7) 子ども


[解答]
(1) cars
(2) books
(3) onions
(4) watches
(5) libraries
(6) leaves
(7) children


「話せる英文法」問題にチャレンジ!

この問題で「英文法知識」を「話せる力」に結びつけましょう!
次の日本語を参考に、適切な語(句)を選んでください。

(1) 私は毎日バナナを食べる。
I eat [ a banana / banana ] every day.

(2) バナナはビタミンCが豊富です。
[ A banana / Bananas ] are rich in Vitamin C.

(3) 私は犬が好きです。
I like [ a dog / dogs ].

(4) 私は犬を飼っています。
I have [ a dog / dogs ].

(5) 子供には本が必要だ。
[ A child / Children ] need [ a book / books].


[解答]
(1) I eat a banana every day.
◆日本語では「1本」と言わなくても a banana とする必要があります。何もついていないカタチの banana はNGです。

(2) Bananas are rich in Vitamin C.
◆「バナナ全般」にビタミンCが豊富なので、複数形の bananas にします。a banana では、バナナ1本にだけビタミンCが豊富という不自然な話になります。今回のような無冠詞複数形(=two や the などを付けない、ただの複数形)は一般論を表します。

(3) I like dogs.
◆「世の中にいる犬全体」が好きであることをイメージするので、複数形 dogs が自然です。単数形 a dog は「1匹だけ好き」となり、不自然です。

(4) I have a dog.
◆話の内容から、単数形 a dog のほうが自然です。無冠詞複数形 dogs は一般論を表すため、極端に言うと「私は世の中にいる犬を全部飼っている」と聞こえて不自然です。

(5) Children need books.
◆「世の中の子どもたち」は「いろいろな本」が必要である、と考えるのが自然なので、両方とも複数形になります。


いかがでしたでしょうか?次回は「Lesson02 数えられる名詞と数えられない名詞」を扱います。


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