15_接続詞

接続詞【3日間完成 Day1】

接続詞とは?

接続詞とは、「単語+単語」「フレーズ+フレーズ」「文+文」のように、文字通り2つのものを1つに接続することばです。

I bought an apple and two oranges.(リンゴを1つとオレンジを2つ買いました)
⇒ 接続詞andが、名詞an appleとtwo orangesをつないでいる。
I went shopping, but I didn’t buy anything.(買い物に行きましたが、何も買いませんでした)
⇒ 接続詞butが、英文I went shopping.とI didn’t buy anything.をつないでいる。


接続詞はシンプルに「つなげているだけ」なので、極端に言えば接続詞がなくても英語を話すことはできますが、接続詞があるおかげで話の展開をイメージすることが可能になります。接続詞があるときとないときを比べてみましょう。

I went shopping. I didn’t buy anything.(買い物に行きました。何も買いませんでした)
⇒ 接続詞がない場合、2文目が唐突な印象に

I went shopping, but I didn’t buy anything.(買い物に行きましたが、何も買いませんでした)
⇒ 接続詞butがあるおかげで「反対の内容」が続くとイメージできる


接続詞いろいろ

接続詞はたくさんありますが、今回の発信トレーニングで登場する接続詞を下の表にまとめました。

無題


ここで、例題をひとつチェックしましょう。

[例題] 次の日本語を参考に、適切な語(句)を選びましょう。
今夜雨が降ったら、私たちは家にいます。
If it [ rains / will rain ] tonight, we’ll stay home.


[解答] rains
If it rains tonight, we’ll stay home.(今夜雨が降ったら、私たちは家にいます)

未来の話であるため、will rain と言いたくなりますが、現在形rains が文法的に正しいカタチです。

「雨が降ったら家にいる」というのは「雨が降らなかったら出かける」ことを意味しており、「家にいる」には「雨が降る」ことが絶対の前提条件となります。

助動詞 will は「~だろう」と70~80%の実現度(可能性)を表すため、前提条件を表す if S V~(もしSがVするなら)や when S V~(SがVするとき)のV(動詞)に対して使うことはありません。


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