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絵本『えんとつ町のプペル』で英語をやりなおし #37

キングコング西野さんの絵本『えんとつ町のプぺル』を1ページずつ、英訳の英文法解説をします。(#36はコチラ

【STEP 1】まずは日本語で読んでみよう!


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「やめてよルビッチ。はずかしいじゃないか」

そういって、ひとさし指で鼻のしたをこすったのでした。


【STEP 2】次は英語をチェック!

“Stop it, Lubicchi. You’re embarrassing me.”

And then, he rubbed under his nose with his forefinger.


【STEP 3】英文法解説をします!

“Stop it, Lubicchi. You’re embarrassing me.”
「やめてよルビッチ。はずかしいじゃないか」

◆ポイント1:命令文
Stop it には「主語」がありません。主語がなく動詞から始まる英文は命令文と呼ばれ、「~しなさい」「~してね」などのように解釈します。
Stop it(やめてよ)

◆ポイント2:現在進行形
「be動詞+動詞のing形」を現在進行形といい、「いまの一時的な動作・状況」を表します。You’re embarrassing me. は、直訳すると「今あなたは私に恥ずかしい思いをさせている」、そこから「はずかしいじゃないか」となります。現在形との違いに注意しましょう。現在形 You embarrass me. では「普段からあなたは私に恥ずかしい思いをさせている」という「永続的な動作・状況」を表してしまいます。
You’re embarrassing me.(はずかしいじゃないか)

◆Words & Phrases
embarrass(~に恥ずかしい思いをさせる)
*新出単語・熟語のみ掲載しています。


And then, he rubbed under his nose with his forefinger.
そういって、ひとさし指で鼻のしたをこすったのでした。

◆ポイント1:代名詞
代名詞とは、その名の通り「名詞の代わりをすることば」です。ここでは「プぺル」が「彼 = he」に置き換えられています。「彼が」と主語の位置に来るときは he、「彼の」と名詞の前に来るときは his とカタチが変わります。日本語では「ひとさし指で鼻のしたをこすったのでした」と、「彼が」「彼の」と一度も言わなくても「プぺルが自分の指で自分の鼻をこすった」ということが問題なく伝わるのですが、英語ではいちいち「誰が」「誰の」と言う必要があります。
he rubbed under his nose with his forefinger(ひとさし指で鼻のしたをこすったのでした)

◆Words & Phrases
forefinger(人差し指)


◇ディクテーションやシャドウイングの練習に使える音声はコチラ


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