悪い勉強会とは
悪い勉強会の意義
現在世界は激動の中にあり,必要となる知識や考え方も時々刻々と変化しています。主催者は長く教育分野で活動しており、今後も教育に継続して関わりたいと考えています。そのために,自身も最先端・新時代の知見を継続的に学び続けることの必要性を痛感しています。主催者は自身の専門分野はそこそこ知見があるものの、他分野の先端知については素人同然で、別途学ぶ機会を作りたいと思い、勉強会を開催することとしました。
勉強会の内容
主に主催者の教え子の大学生~社会人が講師側に立ち、各々の専攻テーマや興味のある分野,課題意識を持っていることを発表します。その後の質疑応答を通じて,主催者(+参加者有志)が最先端の課題を分野横断的に学ぶというのが本勉強会の主旨です。
これまでの開催経緯
これまでクローズドで2017年、2018年に1回ずつ、計2回実施してきました。その発表が非常に高質であること、知的好奇心溢れる参加者たちから好評を得たことなどから、第3回である「悪い勉強会#3」より一般に公開して実施しています。
タイトルの由来
「悪い」という言葉は、確かに現在では不正・醜・劣・不適など、よい状態と対立する状態を表す意味で用いられます。一方、中世における「悪」には才能の豊かさや因習に囚われない新鮮さという意味もあるようです。決してそれを踏まえてタイトル付けたわけではないですが、「講師が教え子に学ぶ」という点での新鮮さを表す言葉としては悪くないと考えています。
主催者紹介
さとしん。
研究・教育・ビジネスの3分野を並行して生きてます。
研究: 東京大学農学部卒業,東大大学院修了。博士号(農学)取得。在学中はiPS細胞などの幹細胞を題材にバイオインフォマティクス(エピゲノム)研究を専攻。いったん離脱したが4年後に研究を再開。その後は東京大学特任助教,早稲田大学研究院助教など複数の大学で研究員・教員を歴任。現在もデータサイエンス分野で研究を継続中(早稲田大学招へい研究員)。
教育:数学および教育に強い興味を持ち,大学院在学時より都内大学受験塾にて教鞭をとり始め、東大・医学部などの合格者を多数輩出した。大学院修了後に首都圏の学習塾に就職し,数学講師を専業とした。その後は、学部生や大学院生への研究指導、大学生のインターンES作成サポート、大学高校中学の受験指導や学習指導、未就学児童対応などを並行して行い,様々なステージでの教育に幅広く関わる。
現在は大学生を対象にデータサイエンス分野の指導を行っている(大阪大学非常勤講師、早稲田大学非常勤講師)。
ビジネス: 「社会科見学」を兼ねて、数年前から大手コンサルティング会社にてデータサイエンティストとして勤務。エンタメ、酪農、自動車、金融など幅広い分野にてデータ分析業務/DX推進業務に従事中。
1児(息子、現在1歳)の父。趣味はお絵描き。
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