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美術館を巡りめぐって落ちゆけるわが内臓は深海にある 花山周子『屋上の人屋上の鳥』 美大生だった筆者にとって、作品と対峙する時間は静謐で神聖なものであると同時に、小さな絶望が育まれる時間でもある。
ガスコンロの焔は青き輪をなして十指をここにしずめよという 内山晶太『窓、その他』 危険なのにどこか甘やかな衝動を前にして、くらくらしながらもぎりぎり踏みとどまる。